タグ

ブックマーク / readingmonkey.blog.fc2.com (8)

  • 何を読もうか迷った時のために→Googleが選ぶ世界の名著120冊(2012年版)

    これまで何度かやった、Google Scholarの被引用数表示機能を使って、書籍について被引用数の多い順に並べたものの最新版である。 Google Scholarの被引用数表示機能を使うので、昔の文献ほど不利な扱いになる。非ヨーロッパ語の文献についても同様である。 また《名著》ということと、邦訳が手に入りやすいという理由から書籍に限ったので、被引用数が多くても論文は拾っていない。 これは学術コミュニケーションが論文を中心に行われるハード・サイエンスの諸分野がごっそり落ちてしまって、人文書中心のリストになってしまう以外にも、いろいろ問題がある。 たとえばロナルド・コースのEconomicaに掲載された論文The Nature of the Firm"(1937年)と、Journal of Law and Economicsに掲載された"The Problem of Social Cost"

    何を読もうか迷った時のために→Googleが選ぶ世界の名著120冊(2012年版)
  • デスクトップに貼れる英語の「心臓部」/3つのイラスト

    OPERATORS MAKE the paper into a hat. HAVE the hat. PUT the hat on the head. TAKE the hat from the head. KEEP the hat here. LET the hat go. GET the hat from someone. GIVE the hat to someone. SEND the hat to someone. GO from this place. COME to this place. BE doing. SEEM to be (doing). DO any act. SAY somethinng. SEE something. DIRECTIONS AT  The ball is at the edge of the table. WITH  The black bri

    デスクトップに貼れる英語の「心臓部」/3つのイラスト
  • 19世紀以降を例外にして、人類の生活水準を高めることができたのは疫病などの災難だけだった/クラーク『10万年の世界経済史』

    旧石器時代の人類について考えよう。 何かの拍子に、出生率が死亡率を上回ったとする。何かの原因で死亡率の方が下がったという方がありそうな話だが、結果は同じ、人口は増加する。 料など生活に必要な物資の供給が一定だと仮定すれば*1、人口の増加は、一人当たりの生活物資の減少につながる。つまり生活水準の低下につながる。 その結果として、死亡率を引き上げられる。今度は死亡率が出生率を上回り、人口は減少に転じる。 人口の減少は、生活水準の回復、すなわち一人当たりの生活物資の増加をもたらすだろう。 これは先ほどとは逆に、死亡率の減少につながるが、人口が増加するほどまで死亡率が減少すれば、最初に述べたのと同じプロセスが生じる。 まとめると、 出生率>死亡率 →人口増加 →人当たりの生活物資の減少(生活水準の低下)→死亡率の上昇 出生率<死亡率 →人口減少 →人当たりの生活物資の増加(生活水準の上昇)→死亡

    19世紀以降を例外にして、人類の生活水準を高めることができたのは疫病などの災難だけだった/クラーク『10万年の世界経済史』
    type-100
    type-100 2010/01/22
    単位労働時間当たりの食糧生産は明らかに増加してるだろ/なるほど「単位労働時間」か。狩猟より農業のほうが労働時間が長いわな/栄養状態は宗教的な理由で肉食うの止めたからじゃねえの
  • 「血を吸う」って英語でなんて言う?/英英辞典の粋で助かる使い方

    「傘をさす」「血を吸う」って英語でなんていうんでしょう? 和英辞典がいまよりずっと「単語帳」でしかなかったころ、先人は英英辞典で窮地を脱しました。 ■「傘をさす」ってなんて言う?…普通に英英辞典を引いてみる 「~をさす」というのが分かりませんが、傘がumbrellaというくらいは分かります。 こんなときは、英英辞典でumbrellaを引くのが正解です。 um‧brel‧la [countable] an object that you use to protect yourself against rain or hot sun. It consists of a circular folding frame covered in cloth (雨や太陽を防ぐために使うもの。折り畳める骨組みとそれを覆った布でできている。 (例文) It started to rain, so Tricia

    「血を吸う」って英語でなんて言う?/英英辞典の粋で助かる使い方
    type-100
    type-100 2010/01/03
    『ブラッドサッカー』とかよくRPGの吸血鬼の敵やその技に出てくるから知ってた。傘の方は知らんかったけど。
  • ヒトは栽培植物の遺伝子複製のための「奴隷」である

    生物の代謝産物は大きく「一次代謝物(primary metabolite)」と「二次代謝物(secondary metabolite)」に分けることができる。 一次代謝物とは、生体を維持するのに必須の物質群であり、生物に共通に存在するものである。 例えば、DNA、RNA、蛋白質、炭水化物、脂質など高分子化合物およびその構成単位である核酸、アミノ酸、単糖類、脂肪酸はほとんどの生物にとって欠くことのできないものである。 その他、高等植物に含まれる繊維質であるリグニン、セルロースも機械的組織の基的要素であるので、一次代謝物とされる。 一次代謝物は多く の生物にとって共通の化学成分であるから、ヒトを含む動物は、植物をべて、その中に含まれる一次代謝物を栄養素として摂取している。 これに対して、一次代謝系から派生してできたもので、生物にとって必ずしも必須とは目されないものが二次代謝物と称されるもの

    ヒトは栽培植物の遺伝子複製のための「奴隷」である
    type-100
    type-100 2009/12/27
    家畜は人間に寄生することで個体数を増やしたと言っても、別に間違いではないだろう。正しくもないけど。
  • 神様がどこの大学の教授にもなれない10の理由

    Top Ten Reasons Why God Never Got Tenure at Any University 1. He only had one major publication. (主著が1冊しか無い) 2. It was in Hebrew and had no references. (しかもヘブライ語で書かれていて、参考文献も無い) 3. It wasn't published in a refereed journal and some doubt that he even wrote it Himself. (審査のある学術誌に載った訳でもなく、彼が書いたことが疑わしいものもある) 4. It may be true that He created the world, but what has He done since then ? (彼が世界を作ったのは当か

    神様がどこの大学の教授にもなれない10の理由
    type-100
    type-100 2009/12/21
  • 「事業仕分けで漢方薬が保険適用外に」という話について時系列順に整理してみた(追記あり)

    (まとめのまとめ) ・OTC類似薬の保険給付からの除外は、財務省が「湿布薬・うがい薬・漢方薬などは医師が処方する必要性が乏しい」「高齢者の半分近くがのみ残しており、無駄に公的支出が行われている」ことを理由に主張してきた。 ・事業仕分け初日の11日、除外範囲について「今後も十分な議論が必要」とコメントを付し、WTとして見直しを行う方向性を打ち出した。 ・今後の取り扱いは、財務省との予算折衝で決定される。 ・OTC類似品の保険適用を除外するためには、現行の保険給付ルールではできず、制度改正が必要。例えば選定療養の枠組みを使う場合には、健康保険法を改正が必要。 ・事業仕分け結果については「最終的には私が、あるいは内閣が責任を持って判断」と長厚生労働相は国会で答弁 ・長大臣、漢方薬については「市販のものを買って保険から外しなさいという指摘もあるが、かなり問題がある」と、事業仕分けで保険外化を求

    「事業仕分けで漢方薬が保険適用外に」という話について時系列順に整理してみた(追記あり)
    type-100
    type-100 2009/11/28
    漢方仕分けについての報道まとめ
  • 図書館に私の本を置くなという作家(フリーライダー)

    地方紙のコラムだかに、作家を名乗る者が 「図書館は存在自体が著作権違反だ。私の図書館に置くな、図書館で読まれたらその分売れなくなる。商売あがったり、だ」 なる趣旨の文章を書いていた(らしい)。父親に聞いた話だから、少々怪しいが大まかにはそういう趣旨だったらしい。 なんともセコイ話である。 おそらくは音トークなのだろうが、意味するところのなさけなさに気づかないバカ音である。 著作権の最近の議論に、優れた作品にpublicが接しやすいことがむしろ重要なのであって、著作権はそういう作品を生み出そうとする作者に対してインセンティブを与えるためのものだというのがある(らしい)。 著作権とを読める権利の双方があるとしたら、著作権の方はむしろ「手段」であって、「を読める権利」の方が「目的」で優先する。 たとえば作家の遺族が、「相続した著作権」を盾にとって、みんなが読みたいその著作の出版を一切

    図書館に私の本を置くなという作家(フリーライダー)
  • 1