横浜DeNAベイスターズが乳児3万人に絵本をプレゼント。込めたのは「横浜に生まれてくれたこと」への感謝
「日本の学校から『いじめ自殺』がなくならない根本理由」で福井県の中学校で起きてしまったいじめ自殺事件を分析した、いじめ研究の第一人者・内藤朝雄氏。 このケースでは調査報告書のなかに「発達障害」という語が19ヵ所みられ、大きなポイントとなっている。診断数が急増し発達障害ブームとも言える中、この概念をどう捉えればよいのか。 発達障害という枠組みには、どんなポジティブな側面があり、また問題点があるのか。批判的に考察しながら、新たな枠組みを提案したい。 前回の記事はこちら:いじめ研究の第一人者が問う、日本の学校が染まる「全体主義」の核心 「発達障害」のストーリーとは? 現在の「発達障害」の第一人者たち、つまり「発達障害」に関して医学生や医師を指導し、著作や学会などで方針を導き啓蒙する精力的な指導者たちの、最大公約数的な基本方針は次のようなものになっている。 (遺伝子の関与が大きく、神経生物学的な基
大分県宇佐市のこども園を襲撃し、小学生ら4人を負傷させたのは、約15年、ひきこもり状態にあった30代男性だった。今年3月、傷害など5つの罪に問われた被告の裁判が大分地裁中津支部で始まった。初公判では、事件の背景に小学生の頃からのいじめがあったことや、本人の発達障害に周囲が気づかずにいたことなどが見えてきた。罪は償わなければいけない。しかし、そうした背景のあった加害者の心の中でいったい何が起こっていたのか。悲劇を繰り返さないための教訓を現地取材から探った。 初公判での被告 誰とも視線合わせず【事件の概要】昨年3月31日、認定こども園にフルフェイスのヘルメットを被った男が侵入した。男はこども園の近隣の自宅に住み、約15年にわたって、ひきこもり続け、当時32歳(現在は33歳)だった。自宅にあった竹刀を持ち出し、児童と職員を殴打したほか、携帯していた刃渡り18.8センチのナイフで職員2人に切り付け
私は、発達障害とおぼしき大事な人をひとり、孤立無援なまま亡くしている。その人のことを突然思い出したので、思い出すままに書き留めておく。今回はなんの落としどころも役立つ情報もないが、興味のある方は少しだけおつきあいいただきたい。 ※後半に人の死をリアルに描いた描写があります。苦手な方はお気をつけください。 心に残る、ある発達障害者(たぶん)について 私の周囲には未診断も含め多くの発達障害者(またはその疑いのある人)がいるが、とりわけ心に残っている人がいる。 それは実の伯父(おじ)である。 自分が診断を受けて以降、彼のことを公の場で口にするのはおそらく初めてだ。 ずっと書きたいと思っていた。彼の鎮魂のため、私自身のグリーフケアのため、またひょっとしてどこかの誰かの役に立つかもしれないという気持ちで、ここに書き残しておく。 彼はいつもへらへらふらふらしていた 私が物心ついたときから、父方の伯父(
■「女子会」 最近、「ひきこもり女子会」が盛況だという。この記事(「ひきこもり女子会」が盛況な3つの理由 実態調査から漏れる主婦、家事手伝い…)によると、東京で開かれた「女子会」にはなんと100人も集まり、地方から訪れた方も珍しくなかったとか。 僕は、以前より「ひきこもり女子」の存在を知っており、その存在をなんとかポジティブに顕在化したいと思っていたので、この動きは嬉しい。 実はこれは「高齢ひきこもり」のポジティブな側面で、ひきこもりの中核世代である団塊ジュニアたちが続々と40才になっていることと関係する。 悩みの中身としては10代や20代の頃から変わらず傷つきやすいものの、なんというか、少し肩の力が抜けおおらかになっている。ある意味「諦め」もそこにはあるのだが、ユーモアも混じり始め、肩の力が抜けている。 これは「女子会」だけではなく、ひきこもりの「ピアサポート」にもいえることだ。 僕の法
一言で言うと、誰のためなのか、何のためなのかが見えてこない調査だった。 内閣府は7日、15~39歳を対象にした「ひきこもり」実態調査の結果を公表した。6年前に行われた同調査と比較して、「39歳以下の“ひきこもり”群が15万人余り減少した」という今回のデータ。ただ、この間、指摘されてきた同調査についての様々な瑕疵については、まったく反映されない内容だった。 <内閣府は「ひきこもりの人への支援がある程度効いたのではないか」という能天気な成果ばかりを強調。今のひきこもりの実態とは、かなりかけ離れています> このように、さっそく引きこもり当事者が800人以上登録しているフェイスブックグループページに書き込んだ当事者もいる。 ● 40歳以上、主婦などの女性を排除 実態とかけ離れた“実態調査” 「ひきこもり」実態調査の結果を盛り込んだ『若者の生活に関する調査報告書』(内閣府政策統括官)による
熊本地震では、自閉症など発達障害を持つ子供やその家族の多くが、トラブルを恐れて避難所に入れず、車や自宅での生活を強いられている。 【特設ページ】熊本地震 最新情報 行列に長時間並べず、食料や水の配給すら受けられない人も。東日本大震災で同様の問題が多発したため、厚生労働省などは必要な対応をパンフレットにまとめたが、教訓が生かされたとは言い難い。 被災による環境変化に対応できない発達障害の人は、共同生活になじめずパニックを起こしたり、大声を上げたりすることがある。制止や叱責が混乱を助長する場合もあり、周囲の理解と支援が必要だ。 「『物資が欲しければ避難所に入ればいい』と門前払いされた。入れないから苦しんでいるのに」。発達障害の息子(15)がいる熊本市の岡田丈二さん(50)は悔しそうにつぶやいた。16日未明の本震でライフラインが止まったが、地震におびえ落ち着きをなくした息子を見ると、周囲へ
周囲との円滑なコミュニケーションを築きにくい自閉症スペクトラム障害(ASD)は、専門医による問診や行動観察で診断されてきたが、国際電気通信基礎技術研究所と昭和大、東京大などの研究チームは人工知能技術を応用し、脳の部位ごとの特徴的な活動パターンから高精度で判別する技術を開発した。論文は14日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。 ASDは発達障害の一種で、診断には専門家による問診などで手間と時間がかかる上、他の発達障害や精神疾患との判別にも課題もあった。 東大病院の八幡憲明研究員らは、ASDと診断された74人と一般の107人を対象に、機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)で脳を撮影。脳を140の部位に分け、ある部位と別の部位の活動の関連性や強さを、全9730通りの組み合わせで調べた。 さらに、少ないサンプル数から特徴を見いだす人工知能プログラムでデータを解析。従来型の人工
障害からくる本来の困難だけじゃなく、障害があるように見えないからこそ周囲に誤解されて苦労する障害でもあるんですよ。
【ロンドンAFP=時事】4年前に英国テレビのオーディション番組で見いだされ、一躍スターの座に駆け上った「奇跡の歌姫」、スーザン・ボイルさん(52)が8日のオブザーバー紙上で、1年前に発達障害の一つであるアスペルガー症候群と診断されたと告白した。 ボイルさんは子供の頃、「脳に損傷がある」と言われ、学校で級友から「単純なスージー」とからかわれていた。今、アスペルガー症候群と診断されたことで「どこが悪いのかはっきり分かり、ほっとしている」と話した。 また最近の検査で、ボイルさんは平均以上の知能を持っていることも分かった。 ボイルさんは「アスペルガーと診断されたからといって私の人生は変わらない。私の人生に与えられた一つの条件にすぎない」と語った。
2013-08-25 アスペルガー症候群の人間には、そうと分かるバッジを付けさせろ 割と本気で考えていることなんですけど。アスペルガー症候群と診断された人間のために履歴書にはそれを表記させる欄があればいいと思うのです。そして、アスペルガー症候群の人間用のバッジなり何なりを作って、それを着用してもらう、という風にすればいいのではないかと。これは見えない障害バッジというものを知って考えついたことなんですけれど、どうでしょうか。考えられる反論は幾つかあります。まずはそうしたアスペルガー症候群の人間を「可視化」させることは「差別」に繋がるのではないかと。でも私は、逆にそこまで「可視化」させなければアスペルガー症候群の人間の理解には繋がらないのではないかと、割と本気で思っています。次に、そうしたバッジを作ることが本当に有意義なのかという反論。例えばそれは「私は褒めたら伸びる子です」というようなバッジ
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