今年3月に札幌で行われた外国人観光客向けのそばアレルギーチェックで使われたステッカーがとても画期的だと話題です。 そばアレルギーに気付く機会の無い国からの来訪者の不運な事故を防ぐ為にも、もっと普及していくといいですね。
群馬大学は8月19日、寄生虫感染によってアトピー性皮膚炎の症状が良くなることを証明し、そのメカニズムを解明したと発表した。 この成果は群馬大学大学院医学系研究科皮膚科学の石川治 教授、同 天野博雄 講師、同 岸史子 大学院生、同 国際寄生虫病学の鈴江一友 講師らの共同研究によるもので、国際雑誌「Allergy」に掲載された。 アトピー性皮膚炎の原因として、皮膚のバリア機能異常やストレスの関与などさまざまな原因が推測されているが、不明な点が多い。一方、アトピー性皮膚炎の発症は先進国で多く、発展途上国で少ないことがわかっており、この違いについては寄生虫感染がその原因の1つと考えられている。 今回の研究では、湿疹を発症するマウスに寄生虫(マラリア)を感染させ、経過を観察したところ、マラリアの感染症状が進むにつれ、アトピー性皮膚炎の症状が改善されたことが確認された。 さらに、湿疹のある皮膚と湿疹が
東京都調布市の市立小学校で昨年十二月、食物アレルギーのある五年生の女子児童が給食後に死亡した事故で市検討委員会は二十三日、再発防止策に向けた報告書を長友貴樹市長に提出した。これを受け女児の両親は談話を発表。この中で、事故につながった女児の「おかわり」は、クラスで目標としていた、給食の食べ残しをしない「完食記録」に貢献したかったからだと、同級生が新盆の際に泣きながら教えてくれたことを明らかにした。 調布市の検討委が二十三日、示した報告書では、現在の小学校の給食室はアレルギー対応食を作る環境が整っていないとして、給食室にアレルギー児童対応の調理・配膳専用スペースの設置を促す。 また、教職員が児童のアレルギー事故の際、アレルギーショック緩和薬のエピペン注射をためらうことなく使用できるよう促すため「責任は市教委が負う」と明記した。さらに、同級生の目を事故防止に活用するため、食物アレルギー教育を授業
東京都調布市の市立小学校で昨年12月、食物アレルギーのある5年生の女子児童が給食後に死亡した事故を受け、再発防止策を議論してきた同市の検討委員会は23日、教職員の研修強化などの対策を盛り込んだ報告書を、長友貴樹市長らに提出した。 報告書では、全教職員を対象としたアレルギーに関する基礎研修や緊急時対応を学ぶ実技研修、児童のアレルギーへの理解を深める授業の実施などを提言。根本的な対策として、各校の給食室を早急に改修し、アレルギー児童用の料理を調理する専用スペースを確保することも求めた。 一方、報告書の提出の際、亡くなった女児の両親のメッセージが、調布市職員によって代読された。 死亡の原因となった料理の「お代わり」について、同級生から聞いた話として、クラス全体で目標にしていた残飯を出さない「給食完食」に貢献するため、めったにお代わりをしない女児が、お代わりの呼び掛けに手を挙げたという。余っていた
中日新聞メディカルサイト「つなごう医療」は 2018年3月末をもって終了いたしました。 長らくご愛顧いただき、 ありがとうございました。 今後、中日新聞の医療関係記事は 中日Webの「医療」コーナー(http://www.chunichi.co.jp/article/feature/iryou/) でご覧ください。 中日新聞社
女児用の給食(手前)は、名前付きの蓋を付け、他の児童用(奥)とトレーや食器の色を変えて区別した上で、調理員が直接手渡していた 東京都調布市の小学校で昨年12月20日、チーズにアレルギーのある5年生の女児(11)が給食の後に亡くなった。 チーズ入り料理を食べたことによる「アナフィラキシーショック」の可能性が高い。この学校では9月にも、1年生の男児が給食後に救急搬送されていた。子供の命を救うことはできなかったのか。市教育委員会の調査結果から、問題点を検証する。 ◆専用献立表 「余っているよ、食べる人いない?」。5年生担任の男性教諭(29)はその日、給食時間の後半、チーズ入り「じゃがいものチヂミ」を持って教室内を回った。「ほしい」と声をかけたのが、その女児だった。 女児は日頃からアレルギーに対応した特別食を食べているため、担任は「大丈夫か?」と尋ねた。 「これ見ればわかる」。女児が担任に見せたの
東京都調布市立富士見台小学校で昨年12月、アレルギーのある5年生の女子児童(11)が給食後に死亡した問題で、昨年9月にも1年生の児童がアレルギー原因食材の卵料理を食べ、救急搬送される事故が起きていたことが、同校関係者への取材でわかった。 学校関係者によると、昨年9月下旬、卵にアレルギーのある児童の給食に誤ってオムレツを出した。この児童はむせるなどのアレルギー反応を起こし、救急車で病院に搬送された。治療を受け、翌日は登校したという。 同校では通常、アレルギーのある児童には原因食材を除いた特別食を作るなどしていた。児童が2学期に転校してきたばかりで、教職員と調理員の間で児童のアレルギーに関する情報が共有されていなかったという。 この事故を受け、同校では翌10月に教職員向けの再発防止研修会を開いたが、その2か月後に死亡事故が起きた。市教委は「研修会を開きながら防げなかったのは、教職員の危機意識が
東京・調布市の小学校で、乳製品にアレルギーがある女子児童が給食を食べた直後に死亡した問題です。市の教育委員会は8日、記者会見を開き、女子児童がおかわりをした際、担任の教諭が誤って粉チーズ入りのチヂミを渡していたことを明らかにしました。 この問題は去年12月、調布市の富士見台小学校で、チーズやバターなどにアレルギーがある5年生の女子児童(11)が、給食で出されたチヂミを食べた直後に死亡したものです。 これは、学校が女子児童のために作成したおかわり表です。チヂミには、「おかわり禁止」の印がつけられていました。 8日午後記者会見を開いた市の教育委員会は、女子児童がおかわりをした際、担任の男性教諭がこの「おかわり表」を確認せず、誤って粉チーズ入りのチヂミを手渡していたことを明らかにしました。 「おかわりにつきましては担任は、当該児童については毎月渡される除去食一覧表、担任用のおかわり表によ
エピペンを購入した、と言うとその時点で表現がまずいのかも知れない。これは自分に対して処方して貰ったのだ。 エピペンとは 比較的最近になって知られてきた薬と言って良いでしょう。 日本においては1995年から林野庁が輸入し“治験に基づいた使用”をしており 2003年に輸入承認、2011年に保険適応となる。 そもそも軍事目的で開発された、普通の注射器に比べ容易に薬剤投与ができる医薬品注入器に 米名・エピネフリン 英名・アドレナリン と言うホルモンが2.0ml 詰め込まれており 使用時にはそのうちの0.3mlが射出される。 客の看護師さんと話していて「素人が自分で出来るようにしたものなら皮下注射なんじゃないの?」と言われたが、筋肉注射です。 衣類の上からの使用も想定してあるため「かなり太い針」が 当然多様な体型の人の筋肉に十分達するだけの長さ飛び出してくる模様。{使用期限が切れたら自分の体で人体実
アナフィラキシーという強いアレルギー反応を起こした場合でも、適切な対応をとれば生命を守ることができます。 命にかかわる症状は、突然起こる呼吸困難(のどが腫れて呼吸ができなくなる喉頭浮腫、気管支喘息、おう吐した物での窒息)と、血圧の低下(ショック)、けいれん、不整脈(脈が乱れて脳に血液が送れなくなる)などです。 アナフィラキーのような強いアレルギー反応が起こった場合には、本人や周囲のとるべき対応ははっきりしています。アナフィラキシーは一刻を争う緊急事態で、そのまま様子をみていても治ることはありません。 エピペンを持っていればためらわずに注射する、救急車を呼んでできるだけ早く病院に行く、の二つの方法です。 しかし、すべての食物アレルギーがアナフィラキシーで発症するわけではありません。 皮膚の発赤やじんま疹、浮腫といった皮膚・粘膜症状だけの場合、のどや口の中の違和感(口腔アレルギー症候群・OAS
東京都調布市の市立富士見台小学校で昨年12月、チーズなど乳製品にアレルギーがある5年の女児(11)が給食を食べた後に死亡した問題で、担任の男性教諭が誤ってチーズ入りの食品を女児に渡していたことが8日、調布市教育委員会への取材で分かった。 市教委によると、当日の給食の献立はチーズを含んだ韓国風お好み焼きのチヂミだった。学校や担任は女児のアレルギーを把握しており、女児にはチーズを抜いたチヂミを提供したが、女児がおかわりを希望した際、担任が間違ってチーズ入りのチヂミを渡してしまった。同教委は7日夜の保護者会で経緯を説明した。 女児は給食を食べた後、体調不良を訴えて救急搬送され、約3時間後に死亡が確認された。警視庁調布署の行政解剖の結果、死因はアレルギー反応のアナフィラキシーショック死の疑いと判明した。
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