「新編世界イカ類図鑑」の表紙。イカが逆さまのように見えるが、学術の世界ではこれが標準だ(東海大学出版部提供) イカは三角頭巾のある方が頭側で、こちらを上に表示した方が良いのか、あるいは逆か――。 イカが「市の魚」の北海道函館市で、ちょっとした“議論”が起きている。10日からは、イカやタコなどを研究する世界の頭足類学者の国際シンポジウムも函館で開かれる予定で、シンポを機に一般の論議も深まりそうだ。 シンポ開催が決まった後の今年4月、米ミネソタ大学の中島隆太准教授(現代芸術)が作成した大会ロゴマークの素案が、各国の学者にインターネットで回覧された。三角頭巾を上にした図案だったが、国内外の学者からは「少し違うぞ」との忠告が続出。中島さんは、一般にゲソと呼ばれる腕の部分を上にした図案に作り直した。 中島さんは「当初の図案は日本の一般的なイカのデザインを意識した」と説明。そのうえで、「今回は専門家の
海中の魚(2015年10月29日提供)。(c)AFP/OONA LONNSTEDT / JAMES COOK UNIVERSITY 【10月30日 AFP】捕食動物に捕えられて窮地に陥った魚は「助けを求める信号」を発して他の捕食動物を引き寄せ、それによって生じた混乱の隙に逃げようとするとの研究論文が29日、発表された。 これまでの研究では、傷ついた魚が体表に存在する化学物質を放出し、近くの仲間に危険を知らせる現象については確認されていたが、この「避難信号」が、捕獲された魚自身のためにもなっていることまでは知られていなかった。 英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に掲載された研究論文の共同執筆者で、豪ジェームズクック大学(James Cook University)のマーク・マコーミック(Mark McCormick)氏は、
【動物学】ようやく解明されたウナギの回遊の謎 Nature Communications 2015年10月28日 Zoology: Eels' mystery migration finally revealed doi: 10.1038/ncomms9705
兵庫県立人と自然の博物館(同県三田市)は21日、鹿児島県と島根県沖で2013年に捕獲された胴長約14~33センチのイカ3匹が、いずれもダイオウイカと判明した、と発表した。若い個体とみられ、このサイズでの発見は世界初という。 同館の和田年史(としふみ)主任研究員(38)らがまとめた論文がイギリスの国際学術誌の電子版に掲載された。1メートル超の成体や数センチの幼体は確認されており、今回はこの間を埋めるものだという。「世界最大級の無脊椎(せきつい)動物の成長過程を解き明かす、貴重な発見」としている。 鹿児島県沖の内之浦湾で13年4月に1匹、島根県浜田市沖の日本海で同6月に2匹が、いずれも漁師の網にかかった。「触腕(しょくわん)」と呼ばれる長い足などの特徴が一致し、DNA型鑑定で最終確認されたという。島根の2匹は同時に捕まっており、複数で生活していた可能性もうかがえるという。(伊藤武)
生きた状態で捕獲された胴長14センチのダイオウイカ=2013年4月、鹿児島県肝付町(県立人と自然の博物館提供) 兵庫県立人と自然の博物館(兵庫県三田市)は21日、胴長が約10~30センチの若いダイオウイカを世界で初めて発見した、と発表した。鹿児島県と島根県で捕獲された計3個体。水深300~600メートルの深海に生息する巨大イカとして知られるが、3個体は浅い海域から見つかった。未解明な部分が多い成長の初期段階の生態を解明する貴重な資料になるという。 頭足類に詳しい同館の和田年史主任研究員(38)=海洋生物学=らが論文にまとめ、英国の国際学術雑誌オンライン版に掲載された。 成体で全長10メートルを超えるダイオウイカは最大級の無脊椎動物。600個体以上が報告されているが、数センチの幼体を除き、胴長1メートル以上の個体しか発見例がなかった。今回見つかった3個体は成長の初期段階にあり、「若体」と呼ば
深海に生息し、全長が最大10メートルを超える「ダイオウイカ」について、60センチから1メートル60センチ程度の若い個体3体が初めて確認され、謎に包まれた生態の解明に役立つのではないかと期待されています。 おととし、鹿児島県と島根県の沿岸で捕獲された全長60センチから1メートル60センチ程度のイカ3体について、海洋生物に詳しい、人と自然の博物館の和田年史主任研究員が鑑定した結果、吸盤の特徴などからダイオウイカの若い個体と判明したということです。 和田主任研究員によりますと、ダイオウイカはこれまで、全長4メートルを超えるような成体と、数センチ程度の幼体が確認されていましたが、成長途中の若い個体が確認されたのは初めてだということで、今月20日付けでイギリスの専門誌の電子版に掲載されました。 和田主任研究員は「ダイオウイカは生態に謎が多く、特に初期の生態はほとんど分かっていない。今回の発見で、若い
FILE - This undated file photo released by the Rocky Intertidal Lab at the University of California-Santa Cruz shows a starfish suffering from
すべて画像動画書籍イラスト英語時期さかな クン水族館テレビグッズ絵本ダイビング特徴 アマミホシゾラフグが描く不思議なサークル... nature-and-science.jp アマミホシゾラフグ | 魚類 | ギャラリー |... amami-diving.com ミステリーサークルで愛育む... amami-time.com 海底にミステリーサークルを作る新種のフグ |... www.spf.org アマミホシゾラフグが幾何学模様(ミステリーサークル)を... resou.osaka-u.ac.jp No,002:アマミホシゾラフグ |... www.kaikyokan.com アマミホシゾラフグ – 奄美新聞 amamishimbun.co.jp アマミホシゾラフグが描く不思議なサークル... nature-and-science.jp アマミホシゾラフグが海底に造る不思議なサークルと
Subscribe to BBC News www.youtube.com/bbcnews Marine biologists in New Zealand have started to examine a rare colossal squid, found in the Antarctic by fisherman. After being frozen for preservation it has now been defrosted for scientists to examine. It is thought to extend beyond four metres (13 feet) from tip to tentacle. Dr Kat Bolstad of Auckland University of Technology described the specime
ベトナムで確認された新種の魚「ファロステサス・クーロン(Phallostethus cuulong)」の雄(A)と雌(B)の標本。体長はそれぞれ22.5ミリと23.7ミリ(撮影日不明、2012年8月29日提供)。(c)AFP/Koichi Shibukawa, Tran Dac Dinh and Tran Xuan Loi 【8月30日 AFP】ベトナムのメコンデルタ(Mekong Delta)で、雄の頭部に生殖器がついている新種の魚が確認された。同国の研究チームが29日発表した。「ファロステサス・クーロン(Phallostethus cuulong)」と名付けられたこの種は、変わった部位に雄の生殖器が付いていることで知られる東南アジアの小型魚、ファロステサス科(和名:トウゴロウメダカ科)に属している。雄ののどの下に「プリアピウム(priapium)」と呼ばれる交尾器があり、これを使ってメ
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