国や自治体ぐるみの喫煙者排除は、前回紹介したアメリカ(https://nikkan-spa.jp/412874)だけではなく、ほかの国々を見ても枚挙に暇がない。若者の喫煙率低下を狙ったものでは、オーストラリアのタスマニア州で急進的な条例が誕生しつつある。同州では、’00年以降に生まれた人にタバコを販売することを禁止する条例案が審議中なのだ。成立すれば、’00年以降生まれの世代は、将来成人したとしても一切、タバコの購入ができないことになる。喫煙の年齢制限ではなく世代制限は、世界でも類を見ないものだ。 一方、カナダでは昨年6月、ケベック州政府がタバコ会社10社を相手取り、600億カナダドル(約5兆5000億円)の支払いを求める訴訟に踏み切った。 「タバコの有害性を認識した上で販売していた」というのが訴訟理由だが、ケベック州は、このところ財政難に直面しており、「財源確保のための苦肉の策」とみる向
大阪府は今年2月に府議会に提出した受動喫煙防止条例案を撤回した。受動喫煙防止のための対策が「禁煙」のみで「分煙」が認められないなど、厳しい内容に一部議員が反発。飲食店の受動喫煙対策を示すガイドラインの内容が未定である点も、理解を得られない要因となった。 大阪府の松井一郎知事は3月22日の大阪府議会で、今年2月に提出していた受動喫煙防止条例案の撤回を申し入れ、承認された。 条例案では、学校、医療機関、官公庁といった公共性の高い施設については、建物内の全面禁煙を義務化、敷地内についても全面禁煙とすることを努力義務として定めていた。飲食店については、法的義務や制限は設けないものの、ガイドラインに基づき受動喫煙防止対策を推進するとしていた。条例案提出時には、ガイドラインの中身は未定のままだった。 条例案では、受動喫煙防止のための有効な対策を「禁煙」のみとし「分煙」が認められておらず、神奈川県や兵庫
大阪府の松井一郎知事が府議会に提出した、公共施設内での禁煙を義務付ける受動喫煙防止条例案をめぐり、議会の一部から「不公平だ」との不満が噴出している。飲食店や宿泊施設を利用する府民にも禁煙への協力を求める内容だが「当面の間警察施設は除く」との例外規定があるためだ。知事自身は愛煙家…「隣の府警に吸いに行くわ」 条例案は受動喫煙のない社会を目指し、公共施設内では分煙スペースを設けることも禁じる内容。しかし「24時間勤務の交番では、制服を着た警察官が外で吸うことになる。府民から見るとサボっていると誤解を招く恐れがある」(府担当者)との懸念から、警察施設は対象から外された。 松井知事は26日、記者団に「分かりにくいと言われれば分かりにくい」と語ったが、野党会派の府議は「これまで知事は府庁近くの喫茶店で吸っていたが、条例施行後は府警本部で吸うようになるのではないか」と皮肉っている。全国3位の肺がん死…
中日新聞メディカルサイト「つなごう医療」は 2018年3月末をもって終了いたしました。 長らくご愛顧いただき、 ありがとうございました。 今後、中日新聞の医療関係記事は 中日Webの「医療」コーナー(http://www.chunichi.co.jp/article/feature/iryou/) でご覧ください。 中日新聞社
露店でたばこを無許可販売したとして、大阪府警西成署は29日、たばこ事業法違反(無許可販売)の疑いで、韓国籍の露天商の女(61)=大阪市西成区=ら2人を書類送検した。露店では1箱300円均一の格安で販売。2割安となる銘柄もあり、口コミで人気を集めていたという。 同署は西成区の貸倉庫など関係先6カ所を家宅捜索し、国産や外国産など十数種類のたばこ約1万2500箱を押収。いずれも韓国の免税店向けに出荷された正規品とみられ、詳しい入手経路を調べる方針。 送検容疑は8月22~24日、大阪市西成区内の路上にビニールシートを広げた露店で計3回にわたり、正規品の「セブンスター」と「マイルドセブン」計3箱を、財務大臣の小売り販売許可を受けずに販売したとしている。 同署によると、女は約2年前から露店を始め、ほぼ毎日午前3時~10時に営業。「安く買える」と評判になり、1日7~9万円の売り上げがあったという。 女は
5月31日の世界禁煙デーを前に、ファイザー主催の禁煙治療啓発イベントが30日、東京都内で開かれた。既に禁煙に成功している俳優の舘ひろしさん(62)は、この日会場で測った肺年齢が95歳だったといい、「これが40年間たばこを吸った結果」と苦笑い。「たばこの呪縛から自由になれるのが禁煙の素晴らしさ」と話した。 左から仲間さん、温水さん、舘さん(30日、都内) イベントには、医師による治療を受けて3か月で禁煙に成功した俳優の温水洋一さん、温水さんと夫婦役でファイザーのテレビCMに出演している女優の仲間由紀恵さんも出席。温水さんは「(禁煙後は)ご飯がおいしいし、生活も充実している」と喜び、「自分を追い詰めることなく、お医者さんと相談しながらやめられる」と禁煙を呼び掛けた。【高崎慎也】
フランスで販売されていたGAULOISES-CAPORAL。現在はGAULOISES-BRUNESにリニューアルされている。 ゴロワーズ(仏: Gauloises)は、アルタディス社が製造するタバコの銘柄。1910年にフランスで登場した銘柄で、ジタンと並びフランスでは現在もポピュラーなブランドである。 概要[編集] リシャール・サンクのKTM・660ラリー(2003年ダカール優勝車) gauloisesという語は直訳で「ゴール人の女」を意味する。「ゴール」とは現在のフランスにあたる地方の古名。形容詞でもあり、その場合は「陽気な」「好色な」「あけっぴろげな」という意味になる。パッケージには翼のついた兜のイラストがあしらわれている。この兜は古代ガリア人の騎士たちが用いた防具で、フランスの伝統的な兜である。このデザインになったのは1936年で、マルセル・ジャクノというグラフィックデザイナーの手に
大阪府警福島署の刑事課長だった男性警部(55)が昨年、強盗強姦(ごうかん)事件の証拠品として保管中のたばこの吸い殻がなくなっていることを知り、代わりに事件とは無関係の吸い殻を証拠品として捏造(ねつぞう)していたことがわかった。 府警の聴取に対し、警部は「自分が道路で拾った吸い殻を使った。紛失発覚を免れるためだった」と話し、捏造を認めているという。府警は証拠隠滅容疑で立件する方針。 捜査関係者によると、強盗強姦事件は2003年、大阪市内の当時20歳代の女性宅で起き、現場からたばこの吸い殻が見つかり、同署で保管していた。事件は未解決で、吸い殻は犯人の遺留品とみられる。付着した唾液のDNA型などが関与を裏付ける物証になる可能性があった。
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