asahi.com（朝日新聞社）：万引きの被害届や調書作成、１０月から簡素化 - 社会万引き事件で使われる新しい被害届の一部。記入欄を埋めていくと書類ができあがる 全国の警察で１０月から万引きの被害届や目撃者の供述調書が簡素化される。警察庁が２日発表した。被害が少額の万引きは、時間を惜しむ店側の事情で被害届が出されない事件が多いことから、書類の記入方法を改良した。刑法犯の件数全体が減少傾向にある中、一向に減らない万引き対策を強化する狙いもある。 「私は□□の店員です」「犯人が売り場で□□を盗むところを見ました」「犯人は身長□□センチメートル」「□□歳ぐらい」「服装は□□」 新しい書類は、チェック欄に「レ」印をつけたり、状況に応じた言葉を空欄に書き込んだりする。被害届や供述調書は、聴き取った警察官が記入する。 従来の書類が一から全部書き込まなければならなかったのと比べ、スムーズに届け出や事情聴取ができる。被害状況の聴き取りに慣れていない若い警察官が増えていることへの対
