経済産業省は、コンピューターウイルスの感染拡大を防ぐ活動に取り組む「セキュリティ普及促進委員会」を設立した。企業ホームページが感染するなど、ネット上のウイルス被害が続いているためで、ウイルス対策ソフトをつくる民間企業3社も参加する。 25日から全国の家電量販店や銀行などに啓発ポスターを1万枚配布。3月9日には企業や自治体のIT(情報技術)担当者向けに都内で無料のセミナーを開く。 昨年までは経産省が1億円の予算を計上しキャンペーンを展開していたが、事業を見直して官民で連携する形にした。今年はポスターの印刷代は民間企業が負担し、経産省の予算はセミナーの会場費程度にするという。