社民党の全国幹事長会議であいさつする福島瑞穂党首=東京都千代田区のホテルで2010年5月30日午後1時5分、石井諭撮影 社民党は30日、東京都内のホテルで全国幹事長会議と常任幹事会を開き、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で福島瑞穂党首が閣僚を罷免されたことを受け、連立政権から離脱することを決めた。昨秋の3党連立政権合意に盛り込んだ政策や次期参院選での選挙協力については、離脱後も引き続き民主党や国民新党などと協議する。 福島氏は幹事長会議終了後の記者会見で、「政権離脱を決定した」と報告。その上で「全国の党員や幹事長から罷免については良かった、筋を通したと言ってもらった。今後は新しい政治に仕えていきたい」と語った。 これに先立ち、福島氏は幹事長会議の冒頭、「連立政権の下で、さまざまな役割(を果たせたこと)と(政策など)できたことに意義があることは認識している。しかし、社民党の1丁目1