九州新幹線長崎(西九州)ルートに導入されるフリーゲージトレイン(軌間可変電車)の開発が遅れている問題で、県議や沿線自治体の市議らが国土交通省や自民党本部を訪れ、2022年度の開業時期を可能な限り前倒しするとした政府・与党の申し合わせを厳守することなどを要望した。 要望したのは県議でつくる建設促進議員連盟の八江利春会長や長崎、諫早、大村市議ら計約10人。八江会長は取材に対し「リレー方式やフル規格化など具体的な対応策を早急に示すようお願いした。我々の思いは理解してもらえたと受け止めている」と述べた。