福島県会津若松市と二本松市の2カ所の交差点で、方向の異なる2基の信号が同時に「青」になり、車同士の事故が起きていたことが分かった。会津若松では30年近く常に約7秒間、二本松では一時的に最大8秒間、この状態が続いていたという。県警は信号機のプログラムミスだったことを認め、事故の当事者に謝罪して被害額を全額弁済した。 県警交通規制課によると、会津若松の現場は国道49号と県道の丁字路。6月、国道を東から進行してきた車が県道側に左折しようとした際、交差点の北側に面した自動車販売店から県道方向に直進しようとした車と接触した。調べたところ、国道側の左折信号と販売店側に向いた信号が、運用開始の1980年以来ずっと、同時に「青」になる状態が続いていたという。販売店側に向いた信号機は、すでに撤去された。 二本松の現場は国道4号と県道の十字路に、さらに市道が交わる五差路のような交差点。5月、国道から見て西