東京を舞台に新しい形のマナー向上を目指す一般社団法人「Tokyo Good Manners Project」(東京都港区)が設立され、20日に都内で記者発表会があった。 東京を形のない美術館に見立て、良いマナーやそれに関わる人、物などを「作品」として収集する活動「TOKYO GOOD MUSEUM」などを展開する。作品はホームページや広告、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて発信する。 活動を通じ、都民には自分たちのマナーに誇りを持ってもらい、観光で訪れる外国人らには文化としてのマナーを楽しんでもらうという。企画運営を助言する編集者の伊藤総研さんは「作品にふれてもらい、さらにマナーが良くなるような取り組みにしたい」と話した。