第1次世界大戦中にバルト海で沈んだ船から回収したコニャックを手にポーズを取るペーテル・リンドベリ氏(左)。バルト海を航行する船上で。オーシャンX提供(2019年10月16日撮影、11月7日公開)。(c)AFP PHOTO / OCEAN X TEAM 【11月8日 AFP】沈没船から酒を回収することを専門とするスウェーデンのグループ「オーシャンX(Ocean X)」が、第1次世界大戦(World War I)時にバルト海(Baltic Sea)で沈没した貨物船「カイロス(Kyros)号」から瓶入りの酒900本を回収したと発表した。 カイロス号は1917年5月にスウェーデンを出港。帝政ロシアに向かったが、ドイツの潜水艦に撃沈された。 酒は10月22日、スウェーデンとフィンランドの間にあるオーランド海(Sea of Aland)の水深約70メートルの海底から引き揚げられた。900本のうち600