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ブックマーク / subarutelescope.org (3)

  • 観測成果 - 「最も遠い銀河の世界記録を更新」-宇宙史の暗黒時代をとらえ始めたすばる望遠鏡 - すばる望遠鏡

    2006年9月13日 国立天文台の家正則教授、東京大学大学院生の太田一陽氏、国立天文台の柏川伸成主任研究員らの研究グループは、すばる望遠鏡の主焦点カメラと微光天体分光撮像装置を駆使して、これまでの記録を更新する、宇宙で最も遠い銀河の発見に成功しました。この観測のために特別に開発したフィルターを用いて撮影された41,533個の天体の中から赤方偏移が7.0の銀河の候補を2つ発見し、確認のための分光観測を行ったところ、そのうちの明るいほうの天体が赤方偏移6.964、距離にして約128億8千万光年、ビッグバンから約7億8千万年後の時代の銀河であることが確認されました。この銀河の発見によりビッグバンから約7億8千万年後には確実に銀河ができていたことが証明されました。また、この時代の銀河の数はその約6千万年後の数と比べても少ないことが今回の観測で明らかになり、これまで観測が届かなかった宇宙史の暗黒時代

  • 観測成果 - 銀河の誕生を彩る巨大ガス天体と宇宙初期の大規模構造 - すばる望遠鏡

    2006年7月26日 東北大学の林野友紀助教授、国立天文台の山田亨助教授、京都大学の松田有一研究員、東北大学の山内良亮大学院生らによる研究グループは、すばる望遠鏡の主焦点カメラを用いて、約120億光年彼方の宇宙の広い領域を観測しました。その結果、「超銀河団」以上のスケールで広がる銀河のフィラメント状大規模構造を発見しました。さらにこの構造に沿って、 私たちの銀河系の数倍の大きさを持つ「巨大ガス天体」を多数発見し、それらが大きな質量を持つことを明らかにしました。これら宇宙初期に存在した「巨大ガス天体」は、大質量銀河の誕生にまつわる重要な天体であると考えられます。 研究グループは、銀河が密集していることが知られていた、約120億光年遠方にある領域 [1] の周辺を探査するため、すばる望遠鏡の広視野主焦点カメラ (Suprime-Cam) 用に、ある特定の波長の光のみを通す特別なフィルター(狭帯

    adramine
    adramine 2006/07/28
    すばる望遠鏡
  • 観測成果 - すばる、新しい形の円盤を発見 ~多波長赤外線でみる惑星誕生現場の姿~ - すばる望遠鏡

    2006年6月27日 名古屋大学、東京大学、国立天文台/総研大、宇宙航空研究開発機構、神戸大学、茨城大学の研究者たちからなる2つのチームが、すばる望遠鏡を用いて HD 142527 と呼ばれる若い星を撮影し、奇妙な形の原始惑星系円盤を発見しました。近赤外線から中間赤外線にかけて4つの波長で観測を行い、この円盤の構造や温度が詳しく解明されたのです。新たに発見された円盤はバナナ状の弧が向かい合った形をしており、以前に報告したドーナツ型やうずまき状の円盤などと併せると、惑星誕生の場である原始惑星系円盤がさまざまな形をとりうることが明らかになってきました。全体の形ばかりでなく、HD 142527 では星のすぐ近くにも内側の円盤が存在し、外側の円盤との間に「すきま」があるという特徴も分かりました。このすきまで既に惑星が誕生した可能性もあります。円盤の一部から外側に円弧状にうすく伸びる「角」のようなも

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