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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (18)

  • 冥王星の大気崩壊が急速に進行

    2019年7月に起こった冥王星による恒星の掩蔽を観測したデータの解析から、掩蔽観測時の冥王星の大気圧が2016年と比べて約20%低下したことが明らかになった。 【2020年6月18日 京都大学】 冥王星は、太陽系外縁部のカイパーベルトに存在する直径2400km程度の準惑星だ。太陽から約50億km、地球と太陽との距離のおよそ30倍も離れた軌道を公転している冥王星は、太陽系探査において長らく謎に包まれた未到のフロンティアだった。 冥王星の大きな謎の一つとして大気が挙げられる。冥王星における大気の生成は、地表を覆う窒素を中心とした氷の昇華によるものと考えられている。冥王星の公転軌道は楕円の度合いが大きいため、太陽からの距離の変化が大きく、それにつれて表面の日射量が変わる。その結果、表面にある氷の昇華と凝結のバランスも大きく変わると考えられてきた。ところが、冥王星が1989年以降は太陽から遠ざかり

    冥王星の大気崩壊が急速に進行
    adramine
    adramine 2020/06/20
    太陽から離れる→大気温度が窒素の沸点以下に→気圧が下がる。って解釈していいのかな?
  • 2等星に陥落!ベテルギウス減光のゆくえ

    昨年末より記録的な減光を見せているオリオン座のベテルギウスの明るさが、1.5等級よりも暗くなったことが確実となった。 【2020年2月5日 高橋進さん】 オリオン座のα星で、全天でも最も有名な1等星の一つでもあるベテルギウスが昨年秋から暗くなってきていると話題になっていましたが、とうとう2等星になってしまいました。この後どのように推移していくか非常に興味深いところです。 オリオン座のベテルギウスは進化の進んだ赤色超巨星です。脈動により0.3等から0.9等くらいまでをおよそ400日くらいの周期で変光する半規則型変光星です。このベテルギウスが昨年の9月ごろから減光を始めました。12月には1.0等を切り、観測史上最も暗い減光などと言われました。 その後も10日で0.1等暗くなるというスピードで急速な減光が進み、1月30日に大金要次郎さんが行った光電測光のV等級で1.54等になり、眼視観測者からも

    2等星に陥落!ベテルギウス減光のゆくえ
    adramine
    adramine 2020/02/06
    生きているうちに爆発して欲しい
  • 小惑星に「じゃこ天」命名

    1996年に発見された小惑星に、「じゃこ天」の名が付けられた。日の地名にちなんだ名称など約30個が新たに命名されている。 【2015年2月5日 国際天文学連合】 寒い冬、体も心もあったまるおでんやおそばに磯の香りをプラスする「じゃこ天」がついに宇宙に進出? 2月3日、これまで発見されていた小惑星に新たに付けられた32個の名称が発表され、「(202909) Jakoten」も新たに加わった。1996年にこの小惑星を発見した中村彰正さんが愛媛県在住であることから、同県の名産品を命名したようだ。日べ物にちなんだ小惑星としては、これまでに「たこやき」((6562) TAKOYAKI)や「しじみ」((29431) Shijimi)があるが、姿形が似ているからというわけではもちろんない。 国際天文学連合からリリースされた「小惑星回報」。名前の由来についての説明がある 今回命名された中で日に関

    小惑星に「じゃこ天」命名
  • http://www.astroarts.co.jp/shop/showcase/tights_pioneer/index-j.shtml

    adramine
    adramine 2012/12/28
    後ろが惑星の表示で、前がパルサーの表示の方が良いのでは?歪み的に。
  • 30年来の謎、パイオニア・アノマリーの原因がついに判明か

    【2011年7月27日 アメリカ惑星協会】 1980年代に発覚した、NASAの探査機「パイオニア10号、11号」の謎の減速現象「パイオニア・アノマリー」の原因は、原子力電池の熱によるものということになりそうだ。過去のデータの掘り起こしとシミュレーションを組み合わせることにより判明した。 太陽系の外惑星である木星や土星の探査を目的として打ち上げられた探査機「パイオニア10号、11号」は既に運用を終了しているが、未だ解決されていなかった謎を残していた。この謎はパイオニア・アノマリーと呼ばれる現象で、非常にわずかではあるが、予想よりも太陽側に加速(つまり外向きに飛んでいる探査機にとっては減速)していることを指す。 減速といっても非常に小さなものであり、地球の重力加速度の約100億分の1しかなく、1年かかってやっと400kmの誤差が生じるものである。 1980年にJohn Anderson氏によっ

    adramine
    adramine 2011/08/01
    とりあえず訳のわからん力じゃなくて良かった。
  • 「はやぶさ」微粒子の鉱物組成を発表

    【2011年3月3日 LPSC2011】 小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った小惑星イトカワの微粒子の、初期分析の結果の一部が3月7日から始まる月惑星科学会議(LPSC)で発表される。世界初の小惑星サンプルとみられる物質の鉱物組成が発表され、微粒子と普通隕石との対応を見ることができる。 1500個の微粒子のサイズ分布。横軸が最長寸法、縦軸がその個数。クリックで拡大(提供:中村氏ら(LPSC2011アブストラクトのpdf)。以下同) 複数種の鉱物が共存する微粒子の電子顕微鏡図。Olivineはかんらん石、Plagioclaseは斜長石、Troiliteはトロイリ鉱、Fine dustは微細な部分。クリックで拡大 アメリカのヒューストンで3月7日から3月11日にかけて行われる月惑星科学会議(LPSC)で、「はやぶさ」が昨年6月に地球に持ち帰った微粒子の初期分析結果の一部について報告が行われる。

  • われわれに身近な「月」は、稀な存在か?

    【2007年11月30日 Spitzer Newsroom】 太陽系に惑星が誕生して間もないころ、原始の地球に火星ほどの大きさの天体が衝突して、月が形成されたと考えられている。太陽系以外の惑星系に、同じような衝突で形成される衛星は存在するのだろうか。 われわれの生活に身近な月は、その重力で潮の満ち干きを起こし、地球の生命の進化を促し、海で誕生した生物を陸上生物へと進化させたと考えられている。 地球の生命に多大な影響を与えた月の形成は、約40億年ほど前にさかのぼる。太陽が誕生してから3000万年から5000万年後、太陽系には岩石惑星が姿を現しはじめていた。そのころ、大きさが火星ほどの天体が、生まれて間もない地球に衝突し、その残骸が地球の軌道に落ち込み、破片が集まって月となったと考えられている。これは「ジャイアント・インパクト説」と呼ばれている(一方、太陽系の他の衛星は、惑星と同時に形成された

  • 10月20日に千葉市科学館がオープン、プラネタリウムのドームは県内最大

    【2007年10月15日 アストロアーツ】 2007年10月20日(土)、千葉市中央区の複合施設「Qiball(きぼーる)」内に、千葉市科学館がオープンする。同科学館のプラネタリウムは、ドームの大きさが23mと千葉県内最大を誇り、さまざまな利用者の興味に応える番組やイベントが開催されることになっている。 (1枚目)「Qiball(きぼーる)」の外観、(2枚目)プラネタリウム内部の写真、(3枚目)スクリーンの写真。すべてクリックで拡大(提供:千葉市科学館) 10月20日に千葉市科学館がオープンする。科学館は、複合施設「Qiball(きぼーる)」の7階から10階までの4つのフロアからなる。7階にはプラネタリウムがあり、8階から10階の各フロアには、科学工作を体験する「ワークショップターミナル」や約140の展示装置が設置されている。 「Qiball(きぼーる)」のガラス張りの外観でひときわ目を引

  • 「かぐや」搭載のハイビジョンカメラが地球を撮影

    【2007年10月1日 JAXA プレスリリース】 9月14日に打ち上げられた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月周回衛星「かぐや(SELENE)」が、早速画像を届けてきた。搭載されたハイビジョンカメラが撮影したのは、遠ざかる地球の姿だ。 「かぐや」は現在、地球を離れて月周回軌道へ向けて順調な航行を続けている。その「かぐや」が、9月29日に動画を撮影し、JAXAの臼田宇宙空間観測所が映像を受信した。 「かぐや」が撮影したのは、約11万キロメートルの距離から見た地球。これだけ遠い宇宙から地球のハイビジョン撮影が行われたのは、世界で初めてのことだ(※スペースシャトルや国際宇宙ステーションが軌道上で行う撮影は、地上高度約340キロメートル)。画像中、地球の昼間の部分に、南アメリカ大陸の西海岸線が写っている。 なお、この動画撮影は機器の事前調整の一環として行われたもので、「かぐや」に搭載されている

  • 小惑星イトカワに地滑り地形

    【2007年4月24日 東京大学】 小惑星探査機「はやぶさ」がとらえた画像から、小惑星イトカワに地滑りによって形成された地形が発見された。地滑りの原因は、過去に何度か起こった震動によって表面の土砂が流動化したことだ。このような現象が天体全体にわたって起こっている証拠が見つかったのは初めてのケースである。 東京大学の宮英昭准教授らを中心とした研究グループは、小惑星探査機「はやぶさ」が取得した画像の解析から、小惑星イトカワに地滑りの地形を発見した。この研究成果は学術論文誌「Science」に掲載されることになっているが、特に重要度の高い論文として選ばれ、誌出版に先立ちオンライン速報版「Science Express(4月19日版)」で公開された。 これまでの研究との関連 イトカワの地滑りは、レゴリスと呼ばれる表土に関する研究で明らかにされた。小惑星では、他の天体の衝突によって地面から岩が巻

  • すばる望遠鏡、新補償光学システムによる試験観測に成功

    すばる望遠鏡が真価を発揮−新補償光学システムによる試験観測に成功 【2006年11月21日 すばる望遠鏡】 補償光学は、大気のゆらぎをリアルタイムで補正する技術だ。ハワイのすばる望遠鏡にも用いられているが、このたび2世代目の補償光学システムの開発と試験観測に成功した。このシステムを使うことにより、すばる望遠鏡の解像度は10倍になり、大気が存在しない場合の理論的解像力に匹敵する。さらに、従来と違って、どんな方向の空でも大気のゆらぎを補正できるようになる。 (左)188素子補償光学装置を通し近赤外分光撮像装置(IRCSで得られた、オリオン座大星雲中のトラペジウム(解像度0.06秒角)。(右)すばる望遠鏡のファーストライト(1999年)で近赤外カメラ(CISCOから得られた同位置の画像(解像度0.6秒角)。クリックで拡大(提供:国立天文台) レーザーガイド星生成用レーザービームの初照射時の画像(

  • AstroArts: 【特集】2006年11月9日 水星の日面通過

    11月9日の朝、黒い水星が太陽の前を横切る「水星の日面通過」が見られました。前回水星の日面通過が見られたのは3年半前のことですが、逆に次回国内で見られるのは26年後(今回よりも好条件なのは46年後)になってしまいます。このチャンスを逃さずに観測しましょう! 水星の見かけの大きさは太陽の200分の1ほどしかないので、望遠鏡や双眼鏡を使って観察することになります。日面通過の観測は太陽の観測と同じことです。正しい方法で見なければ失明や火災につながるおそれもあります。「安全な観察方法」などを参考に、安全に観察しましょう。 当日日国内はおおむね晴天に恵まれ、各地で観測に成功したようです。そのときのようすについては投稿画像ギャラリーや関連ニュースをご覧ください。 見え方 右の図は、太陽面上を水星が横切っていくときの大まかな位置を示したものです。日から見たとき、日面通過は太陽が地平線の下にあるころか

    adramine
    adramine 2006/11/07
    東京 9時08分37秒から9時10分29秒
  • 「はやぶさ」が隕石と小惑星を結びつけた

    【2006年9月11日 宇宙科学研究部 宇宙ニュース / Brown University】 隕石が小惑星に由来することは、ほとんど当たり前とされてきた。それなのに、もっともありふれた隕石と、もっともありふれた小惑星の光学的性質が一致しないことが謎であった。この謎に、小惑星「イトカワ」を観測した探査機「はやぶさ」のデータが決着をつけるかもしれない。9月7日発行の科学雑誌「ネイチャー」に発表された論文によれば、小惑星の表面は「日焼け」によって性質が変化してしまうというのだ。 「はやぶさ」搭載の多色カメラAMICAによる小惑星イトカワの画像(四角は「はやぶさ」搭載の近赤外分光計(NIRS)の観測点の大きさで、矢印はその動き。NIRSは、相模原(イトカワ上の地名)の淵の暗い領域から筑波(イトカワ上の地名)の西の明るい領域までスキャンしている)。クリックで拡大(提供:宇宙航空研究開発機構(JAX

  • 正体不明、月の渦模様

    【2006年7月4日 SCIENCE@NASA】 月の地形といえばクレーターや海、山脈などいろいろあるが、どれにも属さない特殊な地形が存在する。その1つが、小型望遠鏡でも見ることができる「ライナーγ(ガンマ)」だ。そこには起伏がないのに、白い渦模様が見える。そして周りには磁場が存在する。長年研究されているにもかかわらず、その成因はわかっていない。 ESAの月探査機SMART-1が撮影したライナーγ。模様はおよそ30×60キロメートルの大きさだ。クリックで拡大(提供:ESA/Space-X (Space Exploration Institute)) 熱いコーヒーにクリームを注いで、ゆっくりかき混ぜたときの模様は誰でも見たことがあるだろう。よく似た模様が、月面にもある。ただし、大きさはコーヒーの上に描かれた渦の100万倍ほどある。おかげで存在自体は小型望遠鏡でもわかるのだが、どんな原理で描か

  • 太陽系の第十惑星、発見か?

    【2005年8月1日 国立天文台 アストロ・トピックス(126) / JPL News Releases】 カリフォルニア工科大学のブラウン(Mike Brown)博士らの研究チームは、太陽系で10番目の惑星の可能性がある候補天体を発見したことを公表しました。 この天体は、2003年10月31日にアメリカ・カリフォルニア州のパロマー山天文台の口径1.2メートルのシュミット望遠鏡で撮影されていましたが、天体の距離が遠く、みかけの動きがあまりにも小さかったため、気づかれませんでした。今年1月に、データを再解析した研究チームは、その明るさからかなり大きな天体であると判断し、それ以後7カ月間にわたり、軌道決定を行うなどの追観測を行い、2003 UB313 という符号が付けられました。国際天文学連合が発表した軌道は次のとおりです。 近日点通過時刻 = 2257 Jan. 26.1837 TT 近日点

  • 「第10惑星? 2003 UB313」には衛星があった

    【2005年10月13日 Caltech Media Relations】 太陽系10番目の惑星ではないかと注目されている「2003 UB313」は、調べるほどに「太陽系内の主要な住人」と呼ぶに足るだけの特質が見つかっているようだ。発見者たちがこの惑星につけた愛称はXena(ゼナ)(注)。最新の計算結果からは、冥王星より20パーセントほど大きいということが明らかとなっており、また太陽からの距離は、97天文単位(144億キロメートル)。これは現在観測されている太陽系天体としてはもっとも遠い位置だ。そしてさらに、9月10日に2003 UB313に衛星が発見されたのだ。 衛星につけられた愛称は「Gabrielle(ガブリエル)」(注)。発見された衛星の明るさは、2003 UB313の100分の1。2週間ほどの周期で2003 UB313のまわりを回っている。直径は2003 UB313の10分の1で

  • マンモスを絶滅に追いやったのは超新星爆発だった!?

    【2005年10月18日 Berkeley Lab News】 4万1千年前の超新星爆発によって、1万3千年前にマンモスが絶滅したかもしれない。このような研究結果をアメリカ・カリフォルニア大学のバークレー研究所などの研究グループが発表した。 (上)マンモスのイメージ画、(下)アイスランド付近の海底堆積物の放射性炭素の測定結果(黒い実線、図の横軸の単位は1000年)(提供:Berkeley Lab News) 北アメリカ大陸のマンモスは、およそ1万3千年前を境に絶滅している。その原因の候補としては、これまでに気候変動、伝染病、人間の狩猟などが挙げられていたが、ひょっとすると「超新星爆発」という一見奇妙な説がこれに加わるかもしれない。研究グループによれば、超新星爆発で吹き飛ばされたちりが、集まってかたまりとなり、太陽系に隕石の雨を降らせ、その一つが北アメリカ大陸を直撃したという。この隕石は密度

  • 【投稿画像集】2005年2月26日 H-IIAロケット7号機打ち上げ成功

    【2005年2月28日 アストロアーツ】 3月14日更新 2月26日18時25分、気象観測などを行う運輸多目的衛星(MTSAT)を搭載したH-IIAロケット7号機が、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げられた。その後、衛星の分離、予定軌道への投入にも成功している。2003年11月の6号機打ち上げ失敗以来1年3か月ぶりの打ち上げ成功は、日のロケットに対する信頼回復に向けて大きな一歩になったといえるだろう。 H-IIAロケット7号機の打ち上げ、飛行のようすを撮影した画像をお送りいただいたので紹介しよう。 タイトル: 「H-IIA打ち上げ」 撮影者: TOYOCHAN 撮影日時: 2005年2月26日 18時29分、露出 1/15秒 撮影地: 鹿児島県揖宿郡山川町 撮影機材等: シグマ 20mm F1.8→2、ニコン D70 トリミングの後、投稿画像にリサイズ 撮影者コメント: 観

    adramine
    adramine 2005/03/24
    綺麗だなー。
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