コメの卸会社が取引する価格は5月以降、代表的な新潟産コシヒカリが前年同期比で6割高と、約13年ぶりの高値をつけた。8割高の銘柄も登場。2023年の猛暑でコメの品質が低下したことで、流通量が減ると同時にインバウンド(訪日外国人)回復で需要が膨らみ、品薄感が強まった。JAグループの全農などが収穫シーズンに作付け状況や需給見通しなどを判断材料にして農家からコメを買い取る価格(概算金)を7~9月にかけ
コメの卸会社が取引する価格は5月以降、代表的な新潟産コシヒカリが前年同期比で6割高と、約13年ぶりの高値をつけた。8割高の銘柄も登場。2023年の猛暑でコメの品質が低下したことで、流通量が減ると同時にインバウンド(訪日外国人)回復で需要が膨らみ、品薄感が強まった。JAグループの全農などが収穫シーズンに作付け状況や需給見通しなどを判断材料にして農家からコメを買い取る価格(概算金)を7~9月にかけ
国内飲料メーカーによるオレンジジュース商品の販売休止が相次いでいる。主産国での減産などで世界的にオレンジ果汁が不足し、価格も高騰しているためだ。国内で流通する果汁のうち約9割が輸入品と推計され、絶対量が足りていない。事態の収束が見通せない中、国産果汁の確保に動く国内メーカーも出始めている。 森永乳業は25日、オレンジジュース商品「サンキスト 100%オレンジ」(200ミリリットル)の販売を果汁原料がなくなり次第、休止すると発表した。 雪印メグミルクは「Dole オレンジ 100%」について、200ミリリットルを除く1000ミリリットル、450ミリリットルの販売を2023年4月上旬から休止している。アサヒ飲料も、「バヤリース オレンジ」(1・5リットルペットボトル)の販売を23年12月1日出荷分から販売休止し、販売再開の見通しは立っていない。 背景にあるのが、世界的な果汁不足と価格高騰だ。主
紅麹問題について当院の患者さんからも質問を受けることが多くなってきましたので、紅麹の話をまとめたブログを書いていたのですが、丁寧に書くと量が多くなってしまって時間がかかっています。すみません。 ところで、この小林製薬の紅麴製品問題、メディアなどでも多く報道されていますし、小林製薬が記者会見を開いたりしていますが、医薬品安全性管理の専門家の私としては、議論のポイントがずれているような違和感を感じるのです。 多くの方々が亡くなったり入院したりしていると報道されていますが、症例経過などの情報が詳細に開示されていないので、健康被害の内容については推測するしかありませんから、ここではあまり議論しません。この点については小林製薬の情報開示は極めて悪く、大きな問題です。どういう病状、病態が起きているのか、がわからないので、「腎障害が起きている人で紅麹製品を服用していた人」はすべて健康被害のカウントに入っ
京都市に本社のある大手酒造メーカー「宝酒造」は期間限定で販売した一部の日本酒およそ10万本を自主回収すると発表しました。22日、小林製薬が自主回収を発表した紅麹(べにこうじ)原料を使用しているということです。 「宝酒造」によりますと、自主回収するのは日本酒の「松竹梅白壁蔵「澪」PREMIUM〈ROSE〉」でことし1月から期間限定で販売しています。 この日本酒には、小林製薬が製造した紅麹原料を着色料として使用しているということです。 小林製薬は、紅麹原料を使用した健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症したことから、「健康食品が原因となった可能性がある」として22日、3つの健康食品の自主回収を発表しています。 宝酒造でもこれまでに販売したおよそ10万本について自主回収することを決め、購入した人に対しては飲まないよう呼びかけています。 今回の日本酒に関する健康被害は確認されていないということ
人口約6000の町に、年80万人近くの観光客が押し寄せています。 町に人を呼び込んでいるのが、「ガストロノミーツーリズム」という新たな観光の形です。「料理を味わう」だけでなく「食文化を学ぶ」「みずから作る」などの食体験をするために、その土地に赴くことを指しますが、なぜ人々をひきつけているのでしょうか。 イセエビやサザエ、日本酒…。首都圏近郊で注目の“美食の町”を取材しました。(首都圏局/ディレクター 韮澤英嗣) 食が地域の宝に! ガストロノミー先進地 千葉県いすみ市 千葉県の外房に位置する、人口3万5千のいすみ市。いま、この町の食を目当てに、年間45万人以上が訪れます。 豊かな海と里山に恵まれたいすみ市は、農業や漁業などの一次産業が盛んです。 しかし、担い手の高齢化が進み、自治体は強い危機感を抱いていました。 食に注目するきっかけとなったのは、10年ほど前、町を訪れた人がつぶやいた一言でし
居酒屋のコース料理について、個人的にはホールと厨房にイレギュラーのオペレーションが発生しない分店にメリットがあるので値段に還元されるべきじゃないかと思っています。体感だと少人数で好き勝手に飲み食いしたときの方が安くつくので宴会だと思って下駄履かせてないか、みたいに勘繰っちゃうんですが経営者から見るとどういったロジックで値付けしてるんでしょうか 居酒屋という業態は、どこも多かれ少なかれ、「個人客ではほとんど利益は出ないから、宴会でしっかり利益を出さないと経営は成り立たない」という感覚はあると思います。安くも高くもない中間的な店、その中でも規模大きめは特にそうでしょう。恥ずかしながら僕もかつては「宴会で出た利益を個人客に還元する」という意識が明確にありました。まあこの辺りは人それぞれでもあり、例えば「個人客相手の商売はあくまで宣伝と割り切り、その中の一部が気に入って宴会で利用してくれることを期
最近SNSに動画を投稿する人が多くなって、店員がサーブする瞬間を動画撮影している人や(もちろん店員の姿は写っています)、食事後に主人や店員と記念撮影してアップしているインスタやブログなんかを目にします。主人も笑顔でポーズをとったりおどけたりしているのですが、あきらかに仕方なしに引きつった顔で写っている方も見受けられて、見ているこちらの胸がザワザワします。常連客に請われると断りづらいとは思うのですが、店側から見て動画や記念撮影をお願いされるのはどういう気分ですか? それはそれで嬉しいものですか? ある方からうかがった話なんですけど、懐石などのストイックな日本料理を修行された方が独立して、港区あたりでわかりやすい高級食材を使った派手な高級和食店を開いたりするのを、業界内では「闇落ち」と呼んだりするそうです。なんと言いますか、羨望と同情とやっかみと称賛が入り混じった複雑なニュアンスを感じ、僕はう
少し良い目くらいなお寿司屋とかのランチとかで生サラダが出てくると「なくていいなあ」って思ってしまいます。お魚食べる前におくちの中がドレッシングの強い味か生野菜の味が残ってしまう気がして。イナダさんはどう思いますでしょうか。 「なくていいなあ」の気持ちは僕もややわかります。 しかし、これは憶測に過ぎませんが、相談者さんのその「理由」は本当に本心なのでしょうか。ミニサラダに対しては何となく釈然としない感情を抱いている。しかしその感情はちょっと言語化が難しい。そこでなんとか納得できそうな理由を探して当てはめてみた、そんな気もするのです。 日本人の大多数は、ミニサラダがうっすらと好きです。そしてお店にとって都合の良い存在です。そんな需要と供給が交わるところに最適解としてのミニサラダが生まれます。 世の中には様々な最適解がありますが、ミニサラダが少し特殊なのは、 「やったーミニサラダだ!ミニサラダ大
料理人・飲食店プロデューサーの稲田俊輔さんによる「料理人という仕事」。料理人はいかにして料理を学ぶのでしょうか? 料理学校、働いているお店・・・・・・。料理を学ぶ際の基本から伝授します。 「見て覚える」こそが重要 さて、あなたは新人として先ずは調理補助に追われ、それにもだいぶ慣れてきました。スピードも最初の頃に比べて格段に速くなったはずです。指示を待つだけでなく、自分から仕事を見つけてテキパキとこなせるようにもなったでしょう。 もしかしたらそれと並行して、ホールの仕事も一通り体験できたかもしれません。であればラッキーですね。いずれにせよ、そのあたりから徐々に、もっと料理らしい料理を任されるようになっていきます。最初は簡単な仕込みや、既に仕上がっているパーツを組み合わせるだけのことだったりもしますが、もちろん徐々にその内容は高度なものになっていきます。 任せられると言っても、当たり前ですが、
この文は似たような業種の会社に勤めていた時の事情を元に たぶんそうじゃないかなあ、程度の俺のあくまで勝手な妄想です。 -- 冷凍ケーキの件だけど、ブランド先製造ってこの手の大規模な製造問題を起こさない、 または起きても責任の所在をはっきりさせるために、 定期的に工場監査して問題発生時のトレース能力の確認を求めてくる。 分かりやすく言えば金と工数だけかかるクソ面倒なISO認証(食品だとFSSC)とかも求めてくるし、 力量怪しければ信頼できる業界大手を元請けに入れたりコンサル投入してくる。 なんでクリティカルポイントの管理や記録確認程度ではなく、 受託製造の人間による記録外の原因究明力とか改善力とかそこまで見ている。 そんな状態で製造ラインに乗せて出ていった冷凍ケーキの多数が崩れていましたなんて 明らかに製造・搬送ラインまたは付帯設備のコントロールポイント管理を極めて重篤に怠ってないと出てこな
飲食店で、ある商品がお客さんに受け入れられたと判断するために、どのようなことをなさっていますか? 例えば単純に注文数を判断材料にするとしても、注文数が多いのはメニューでの見栄えが良いから注文したくなるだけで、もしかしたら食べたあと後悔している可能性があります。加えて、そのメニューを食べた後にどんなメリット・デメリットを感じているかは、お客さんを見ているだけでは捉えづらいです。 私はアプリ開発を生業としているのですが、アプリの場合であればリピーターが同じ商品(アプリの場合であれば機能)を使っていることで、本当にその商品に満足しているかがわかります。ただその場合でも”なぜ”については分からないので、ユーザヒアリングやアンケートなど行う必要はありますが。 話が脱線してしまいましたが、こんなことをを質問させて頂いたのは、本日マサラダイナーに行き出来立てのビリヤニを頂きひとしきり満足した後、帰り際に
ペペロンチーノが好きです。ペペロンチーノの、「オイル、にんにく、唐辛子というシンプルな構成でいかに美味くするか」というストイックな求道者精神のような魅力に惹かれて試行錯誤しているうちに、「美味いペペロンチーノを食べて味を知らなければ、美味いペペロンチーノは作れない」という真実に突き当たりました。 ところが、大抵のイタリアンのペペロンチーノはあくまで「一番安いパスタ」という立ち位置でややないがしろにされた感じで用意されているか、いろいろなトッピングや味付けが施されており、私の求める禅的なペペロンチーノ世界観からは離れてしまいます。またコンビニで売っているシンプルなペペロンチーノは「鬼盛り!」とか書いてあって食いしん坊向けに推しているものばかりです。(これはこれで美味しいのですが) 稲田さん、ここはひとつ高級なお蕎麦屋さんのようなペペロンチーノ専門店で一山当ててみませんか?皆きっと心のなかでは
供給量の減少を受け、トリュフの価格は高騰している/Marco Bertorello/AFP/Getty Images/File ローマ(CNN) イタリア中部アブルッツオ州とミリーゼ州で、貴重なトリュフを探すために高度な訓練を受けたトリュフ犬30頭以上が毒殺される事件が起きた。 事件が起きたのは11月中旬。地元警察の動物保護班によると、メタアルデヒドやストリキニーネと思われる毒物を混入したミートボールが飼い主の目の届かない場所に隠されており、犬たちが見つけて食べていた。 トリュフ犬が殺されたのはこれが初めてではなかった。動物保護団体によると、イタリア全土で年間平均10頭前後のトリュフ犬が殺されている。地元の狩猟協会によると、被害は報告されない場合が多く、実際の数はもっと多い可能性がある。 気候変動の影響でトリュフの供給量は減り、値段は一層高騰している。トリュフが繁殖するためには湿り気の多い
無添加をうたった手作りマフィンを食べた人の健康被害が報告されている。科学ジャーナリストの松永和紀さんは「添加物や砂糖を減らせば食品は安全になるというのは幻想だ。手作り・自然派で食品を売り出すには、原材料に対する豊富な知識や調理場での入念な衛生管理、職人としての高度な技術と経験が求められる」という――。 「砂糖少なめ・無添加なら安全」は幻想 東京ビックサイトで11月11日、12日に開かれたイベントで売られたマフィンが、ソーシャルメディアで大炎上しています。買って食べた客がX(旧ツイッター)で腹痛と吐き気を訴え、ほかの購入客も「腐った臭いと味。糸を引いている」などと投稿して、騒ぎになっています。 販売した焼き菓子店は、Instagramで「全て防腐剤、添加物不使用で市販の焼き菓子の半分以下のお砂糖の量で作っており、離乳食完了期のお子様より安心してお召し上がりいただけます」とアピールしていました
日本において、朝食の外食文化が広がらないのはなぜだと思いますか。 私は中国やベトナムに行ったときは外食で朝食を食べるのが好きです。 日本でも美味しい朝食が食べれたらなあ!と思いますが、結局モスバーガー、やよい軒、松屋などのチェーン店が空いてるのみです。それらは美味しいですが朝だからこそ行きたい!という趣向のものではありません。 日本は朝食の需要が低いのか、日本食の朝食向きのメニューは家庭料理ばかりになってしまうからなのか、それとも日本の外食産業の労働環境が関わってるのか、、 ぜひ稲田さんにお聞きしたいと思い、メッセージを送らせていただきました。 また、稲田さんはこれまで日本外国問わず何か思い出に残る朝食はありますか? イナダシュンスケ:中国や東南アジアの朝食文化は屋台文化とワンセットなのかなと思います。純粋な屋台ではなくとも、自炊代行業的な安価でひたすら実用的な飲食店です。 日本の屋台は例
好きなタイプの店がことごとくノンアル利用不可のことが多く(ナチュールワインを売りにしたビストロ、カウンターフレンチ、ヌーベルシノワなど)悲しいです。ノンアルドリンクを充実させてくれればば頼むのに…とか、客単価の問題なら最低価格を設定してくれたら…と思ってしまうのですがやはり店側としてはなかなか難しいのでしょうか?(&そんな配慮をする必要無いくらいワイン好きの人口が多い+ワインの利益率が高いんでしょうか?) イナダシュンスケ:レストランの中の人としてのこれまでの経験則から言うと、「ワインを普通に飲む人」は「いいお客さん」である確率が極めて高いです。何をもっていいお客さんとするかは、(無粋で申し訳ありませんが)ここではあくまで「店に利益をもたらしてくれるお客さん」とさせてください。 なぜいいお客さんなのかと言うと、もちろんワイン及びその他のドリンクをたくさん注文してくれるので単純に客単価が高い
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く