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ブックマーク / note.com/shinshinohara (2)

  • 「能力のある人間しか要らない」考|shinshinohara

    株主資主義者やそれに影響されている人は、よくこのことを口にする。では、能力者だけ集めようとしてうまく回るかというと、うまくいかないと思われる。そんな職場は安心ができないからだ。 働きが必ずしもよくない、成果があまり出ていない人もあまりバカにされず、それなりに生活できている職場は、能力者にとっても安心できる場となる。「もしうまく行かなくてもここなら生きていける」その安心感が大胆さを生み、才能を引き出す。画期的なアイディア、成果を出す土壌が生まれる。 もし無能者は要らないと公言し、成果の出ないものをバカにし、身を小さくしなければならないか、あるいは職場にいられなくなるような環境だと、能力者も不安になる。「こんなところで失敗したら取り返しがつかない」失点の少ないアイディアしか出さず、成果は小粒に、プレゼンだけ大仰になる。 私は才能がないことに関しては自信があるが、それでもクオルモンの研究や有機

    「能力のある人間しか要らない」考|shinshinohara
    cliphit
    cliphit 2022/09/14
    こういう話大好き。最近は意識的にか無意識的にか「頭が悪い」話を目にするために、せっかく微睡んでいる心がざわつく。
  • 「頭が悪い」なんて死ぬまで分からない、死んでも分からない|shinshinohara

    私は「できる子」をさらにできるようにすることにはほぼ関心がない。このため、子どものころから成績優秀だったという友人から「篠原の話、俺にはあまり当てはまらない」と言われるのだけれど、当たり前。なぜなら私の関心の外だから。私の関心は、「できない」とみなされている子への対策。 近年、勉強のできない子は、先天的にできないのだとみなす大人が少なくないのが気になる。もっと踏み込めば、気に入らない。「できるはずだ」と決めつけるのも子どもにプレッシャーを与えるので慎重にしたいが、「できないに決まっている」という決めつけは、はっきり言って大嫌い。 私が小学5,6年のころ、勉強がどうにも苦手だった。親戚の中で一番悪い成績。「僕は頭が悪いから」と言ったところ、父が言った。「頭が悪いかどうかなんて、死ぬまで分からない。死んでも分からない」その後、折に触れ、同じことを何度も私に繰り返した。 このことを、私は子どもを

    「頭が悪い」なんて死ぬまで分からない、死んでも分からない|shinshinohara
    cliphit
    cliphit 2021/08/04
    願いのかなった人だけ来るお礼参り的なイメージのため、寂しさ募る中で爽やかな風を受けたエピソード(だろう)。
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