タグ

本と政治に関するdeadwoodmanのブックマーク (3)

  • 『現代日本の政党政治――選挙制度改革は何をもたらしたのか』 | レビュー | Book Bang -ブックバン-

    政治制度論の最新潮流 活気にあふれる「関西政治学」から、またも政治制度論の力作が現れた――。 書を読み、まず脳裏をよぎったのはこんな思いだ。「関西政治学」などというくくりや呼称は聞いたことがない、見当外れだ、とお叱りを受けるなら、アカデミズムに疎い記者の不作法としておわびしたい。 それでも強調しておきたい。ここ数年、京都大学の待鳥聡史教授を筆頭に、同じく建林正彦教授や曽我謙悟教授、神戸大学の砂原庸介教授ら関西を拠点とする政治・行政学者が意欲的な著作を相次いで世に問うている(1)。 これらに共通するのは、平成期に日の統治構造を劇的に変容させた政治改革や橋行革といった大掛かりな制度改革と正面から格闘する気構えだ。現場記者の視野では届かない斬新な切り口や説得的な論理で、どれも読み応えがある。 永田町や霞が関から適度に離れているせいもあるのだろうか。政治の現場やメディアなどからの生煮えの政局

    『現代日本の政党政治――選挙制度改革は何をもたらしたのか』 | レビュー | Book Bang -ブックバン-
    deadwoodman
    deadwoodman 2019/11/23
    “政策決定過程をめぐっては「選挙制度の規定力はかなり弱い」という。むしろ厳しい党議拘束を前提とする国会のあり方が強い影響力を及ぼしていることが示唆される。”
  • 理性としての「反緊縮」 - 梶ピエールのブログ

    黒い匣 (はこ) 密室の権力者たちが狂わせる世界の運命――元財相バルファキスが語る「ギリシャの春」鎮圧の深層 作者: ヤニスバルファキス,朴勝俊,山崎一郎,加志村拓,青木嵩,長谷川羽衣子,松尾匡出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2019/04/19メディア: 単行この商品を含むブログを見る 果たして、どれだけの日人が、2015年1月から7月までの間に、ギリシャで起こったことを記憶しているだろうか。このとき、ギリシャではチプラス左派政権が成立し、トロイカ―欧州委員会、ヨーロッパ中央銀行、IMF―が政府に要求する緊縮的な「救済策」の受け入れを拒否する姿勢を鮮明にした。さらには7月には国民投票によってトロイカ案の受け入れが否決されたことで、事態は国際的なニュースとなり、その是非をめぐって活発な議論が繰り広げられた。 その「ギリシャの春」のキーパーソンが、チプラス政権の財務大臣を務めたヤニ

    理性としての「反緊縮」 - 梶ピエールのブログ
    deadwoodman
    deadwoodman 2019/05/13
    “本書を貫いているもう一つのテーマは、一人の学者がアウトサイダーとしての「魂」を保持したまま、いかにインサイダーとしての「役割」をこなすことができるか、というきわめて個人主義的なチャレンジの物語”
  •  ウェンディ・ブラウン『いかにして民主主義は失われていくのか』 - 西東京日記 IN はてな

    一言でいえば新自由主義批判のですが、新自由主義がいかに格差社会を生み出したか、というような批判ではなく、新自由主義が政治の語彙を経済の語彙に変えてしまい、それが政治を歪めているということを、フーコーの『生政治の誕生』における「統治」の概念を用いながら批判的に分析しています。 と、書くと、読んだ人であれば稲葉振一郎『政治の理論』を思い出すかもしれません。 稲葉振一郎の『政治の理論』でも、フーコーが『生政治の誕生』で打ち出した「統治」の概念をキーに現代社会における政治の変容が分析されていました。古代ギリシャのポリスなどで行われていた「政治」にかわって、近世になると政治の場に権力による「統治」が持ち込まれ、それによって社会問題を解決することが期待されるようになってきたというのです。 ただ、違うのはこのの著者のブラウンが「左翼」だということ。著者は自らをの中でも「左翼」だと言っていますし、フ

     ウェンディ・ブラウン『いかにして民主主義は失われていくのか』 - 西東京日記 IN はてな
    deadwoodman
    deadwoodman 2017/07/16
    “本来「統治の倫理」が適用されるべきところにまで「市場の倫理」が幅を利かせ、それが社会を蝕んでいる”←ハーバーマスの「システムと生活世界」や、ラトゥーシュのデクロワサンスを思い起こさせる。
  • 1