山と渓谷社「野に咲く花」「山に咲く花」「樹に咲く花1」「樹に咲く花2」「樹に咲く花3」を参考に、動物の名が入る植物を調べました。なお、名前の数え方として、種の数の他に、組数(例えばネコノメソウ、ヤマネコノメソウ、タチネコノメソウなどを1組とするように、同属から派生するもの全てを1組とする)で行いました。 A.哺乳類《41組63種》 樹木の名に使われている哺乳類は18種類あり、組数で見ると、多い方から、イヌ、ウシ、ウマ、ネコ、キツネ、トラ、ネズミ、サル、クマ、イノシシ、シカ、イタチ、コウモリ、ブタ、タヌキ、キリン、ウサギ、ヒツジの順に並ぶ。イヌが断然多く使われている。ウシ、 ウマ、ネコ、ネズミなど、身近な里の動物が上位を占め、キツネ、サル、クマなど山の動物が比較的下位に位置する。 A-1.イヌの付く花《46組65種》 イヌはすべて、役に立たないと言う意味で使われている。該当する植物は前月資料