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真っ二つに割れたように、左右で異なる表情を見せる木。右側は枯れた枝々が白い骨を思わせ、左側は上へ伸びた枝と濃い緑が「生」を告げている。川が流れる草原に1本だけ立ち、背後には出来立てらしい高速道路が見える。 日本を代表する写真家の一人、畠山直哉さんの「untitled(tsunami trees)」。東日本大震災後、故郷の岩手県陸前高田市を撮り続ける畠山さんが津波の爪痕が残る樹木を捉えた新シリーズだ。本展で初めて23点を発表した。 シリーズの起点となった本作の木に気づいたのは3年ほど前。津波による漂流物が幹に当たった海側の枝は枯死していたが、反対側は成長を続けていた。形の妙と、「死にながら生きている」生態に衝撃を受け、他の被災地も回って木々を撮り始めた。
国際的に活躍する写真家の畠山直哉さん(61)は2011年の東日本大震災以来、地震と津波で破壊された故郷の岩手県陸前高田市に足しげく通い、変わりゆく風景をカメラに収めてきた。その畠山さんが18年から取り組むのが津波の爪痕が残る樹木を撮影した新シリーズだ。23点を東京の国立新美術館で開催中のグループ展「DOMANI・明日2020 傷ついた風景の向こうに」で初めて発表し、静かな感動を呼んでいる。作品の背景と9年を迎える震災への思いを聞いた。【聞き手・永田晶子】 「まっぷたつの木」との出合い ――新シリーズ「untitled(tsunami trees)」は陸前高田市をはじめ、宮城県の仙台市・気仙沼市、福島県の浪江町・相馬市など被災地の木々を捉えています。樹木に注目したきっかけは。 ◆最初に気づいたのは17年ごろですね。陸前高田市の島部という場所に驚くような姿の木が立っていて、それを撮りました。こ
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