人気漫画「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」の映画公開に合わせ、京都府舞鶴市浜の映画館「舞鶴八千代館」で、福知山市大江町の大江山ゆかりの鬼伝説をPRする展示が行われている。鬼滅ブームに乗り、大江山への誘客を図る狙いだ。 鬼滅の刃は、大正時代を舞台に少年炭治郎が鬼となった妹を人間に戻すために鬼と闘う物語。「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が16日から全国公開され、八千代館でも上映中で、多くの観客が詰めかけている。源頼光が退治した鬼「酒吞童子」がすんでいたとされる大江山を知ってもらおうと、同館が企画した。 1階には福知山市大江町の「日本の鬼の交流博物館」に展示されている鬼の仮面の写真が並び、二瀬川渓流など同町の観光スポットを紹介。2階には京丹後市網野町のイラストレーター小巻のり子さんが描いた、迫力のある鬼のびょうぶやついたてのほか、日本鬼師の会の鬼瓦4点を設置した。 同博物館の佐藤秀樹館長は「鬼に興