小惑星探査機「はやぶさ2」から9月に分離された小型機「MINERVA-II1」の2機のローバーが「イブー」「アウル」と命名された。 【2018年12月17日 JAXA】 「MINERVA-II1」の2機のローバー「Rover-1A」「同1B」は9月21日13時6分(日本時間)に「はやぶさ2」から分離され、ともに小惑星リュウグウの表面に着地することに成功した。12月13日の記者説明会で、「Rover-1A」が「イブー(HIBOU)」、「Rover-1B」が「アウル(OWL)」と命名されたことが発表された。 「hibou」はフランス語でミミズク、「owl」は英語でフクロウを意味する。「はやぶさ」初号機に搭載された小型機「MINERVA」やその後継である「はやぶさ2」搭載の「MINERVA-II」は、ローマ神話に登場する知恵の女神ミネルヴァにちなんで名付けられたものだが、芸術の世界ではミネルヴァ