茨城県つくば市にあるJAXA=宇宙航空研究開発機構の筑波宇宙センターで、ふだん立ち入れない管制室などを特別に公開する催しが開かれ、大勢の親子連れなどでにぎわいました。 この催しは多い年には1万人以上が訪れる人気のイベントで、ことしは4年ぶりに人数を制限せずに開催され、大勢の親子連れや宇宙ファンが集まりました。
まさに発想の勝利とでも言うべき、素晴らしい発見が カナダの15歳の少年 によって達成されました。同国に住む ウィリアム・ガドリー君は 星座の星の配置 を地図に当てはめることで、 ジャングルに被われたマヤの古代都市を発見 することに成功したのです! 以前より中央アメリカの古代文明に興味を惹かれていたガドリー君は、星座の星の並びとマヤの古代都市の配置を観察していました。そしてある時、その 星座の星とマヤの古代都市の位置に関連性 があることを発見するのです! 22の星座の星が117のマヤの都市に一致していることを確認したガドリー君は、 23番目の星座の星の一つ に 一致する都市がない ことに気づきます。その場所は、 メキシコのユカタン半島 。ガドリー君はカナダの宇宙局に事情を説明し、当該箇所の 衛星写真を撮影 。そして、 ピラミッドと思われる古代都市の一部 の発見につながったのでした。 「
宇宙飛行士を夢見て理系の大学に入りたいのに、苦手な科目は数学と理科。宇宙航空研究開発機構(JAXA)技術者の岩田直子さん(33)は、1日20時間の猛勉強でその壁を乗り越えました。今は2月に打ち上げられる最先端の天文衛星の設計担当者の一人として、再び追い込みの真っ最中です。 ◇ 「どうすれば宇宙飛行士になれますか」 高校2年生のとき、旧・宇宙開発事業団(NASDA)=現・宇宙航空研究開発機構=に電話をかけました。対応した女性職員の方が「大学を出て、宇宙飛行士の募集があったら応募してください。今は、勉強にしっかり励んでくださいね」とやさしく説明してくれたんです。その後、事業団についての資料が自宅に届きました。「勉強を頑張ってください」という手紙も添えられていて、感激しました。 宇宙飛行士を目指すようになったのは、小学生のときです。読書が好きで、宇宙についての本や図鑑を読んで、「宇宙ってどんな所
世界で活躍する未来の科学者を育てようと、全国の中学生などが合宿をしながら科学の魅力を学ぶ教室が山梨県富士吉田市で開かれ、去年ノーベル物理学賞を受賞した天野浩さんが講義を行いました。 1日は、青色LEDの開発で去年ノーベル物理学賞を受賞した天野浩さんが講義を行いました。この中で天野さんは「自分の研究で人を幸せにしたいという目標を持ってから物事が成功し始めたので、人生のスイッチを入れるタイミングの見極めが大切です」とアドバイスしました。そして、青色LEDを紹介し、「自分を信じて自主的にチャレンジすれば、いつか必ず皆さんしかできないことができると思います」と述べました。 埼玉県から参加した男子生徒は「人生の岐路に立ったときのヒントをもらった気がします。人の役に立てる大人になりたいです」と話していました。 この教室は今月7日まで行われ、宇宙飛行士の古川聡さんなど各分野で活躍する人が講義を行う予定で
夏休みの自由研究・工作の宿題で困ってる? 「テーマが決まらない」「うまくまとまらない」 そんな夏休みの自由研究や宿題は、宇宙で解決しよう!
最先端科学から宇宙研究、暮らしの最新技術まで実際に訪れて、見学できる研究所を集めました。 ほんの少し先の未来を感じられる場所へ、小さな旅に出かけてみませんか。 「TOKYO図書館紀行」に続く、TOKYO INTELLIGENT TRIPシリーズ第2弾!! 好奇心が刺激される最新研究所を紹介します。 福岡伸一、枝廣淳子書き下ろしエッセイ、べつやくれい研究所コミック、瀬名秀明、福江翼インタビューなども収録。 最新の研究を知ることができる、これまでになかった研究所ガイドです。 TOKYO INTELLIGENT TRIP 02 『TOKYO研究所紀行』 仕様:A5判・144 ページ/定価:1,260円(税込) ISBN:978-4-7683-0391-7 発売日:2012年7月30日
新世代リーダーは、政治やビジネスの分野だけに求められているわけではない。科学技術の分野にも、フロンティアを切り開くリーダーが必要とされている。この連載では、航空宇宙工学という切り口から、新時代のリーダー像を探っていく。幼少期から宇宙にあこがれ、MITで博士号を取得し、今年5月からNASAで勤務する著者が、自らの人生とからめながら、宇宙にかける思いや研究の最先端などをつづる。 グローバル人材という言葉に違和感 夢を叶えるのに30年かかった。 物心ついたときから僕の心は宇宙にあった。アポロやボイジャーのような宇宙船を作る仕事をするのが幼少の夢だった。心と夢は幼少のまま体だけが成長し、東京大学で航空宇宙工学を学んだ後、22歳で渡米してマサチューセッツ工科大学 (MIT)で航空宇宙工学の修士号と博士号を取得した。現在は慶応義塾大学理工学部の助教として、学生を指導する傍ら、航空宇宙とスマートグリッド
...φ(・ω・` ) 大木社長が近況や日々思いつることを書き綴るブログ。スローペースで更新中。前回、「あかつき」の広報は、肝心のサイエンスの部分がやや弱いのではということを書きました。 科学の成果や意義を一般向けに伝える方法論はサイエンス・コミュニケーションと呼ばれ、この分野はここ10年ほどでアメリカやイギリスの先行によりかなり進歩しています。 サイエンス・コミュニケーションでは、科学をどう伝えればよいかについて、順を追って何段階かに分けて考えることがあります。 「あかつき」の場合であれば、こういうことを伝えるとよいのではと思うことを挙げながら書いてみます。 (1)まずは、興味喚起 興味のない人はそもそも話を聞いてくれないので、最初の興味を持つきっかけを与えます。 金星の場合、地球との比較により、金星の科学をより身近に感じてもらうことができます。 ・金星は、惑星の名前を覚えるときの順番で
2010年5月21日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)よって打ち上げられた金星探査機「あかつき」は、金星周回軌道へ減速させて投入するため、12月7日8時49分(JST)に軌道制御エンジン(OME)の逆噴射を開始した。しかし、噴射開始から2分23秒後2分32秒(152秒)後に姿勢を崩して(ひっくり返って回転を始めた X軸周りに42度回転)、自動的に噴射を中断しセーフホールドモード*に移行。その結果、当初予定されていた12分間の2割程度しかOME噴射が実施されず、十分な減加速度を得ることができず、金星を通り過ぎてしまった。イオンエンジンを使った「はやぶさ」と違い、ホーマン軌道で惑星へ向う場合、決められた時間と場所で、決められた継続時間だけ加速できなければ周回軌道に入れないという難しさがある。火星探査機「のぞみ」(1998-2003年)が、火星周回軌道に入れなかったリベンジでもあった。 (JAX
◇はやぶさプロジェクトマネジャー・川口淳一郎さん、島津製作所フェロー/02年ノーベル化学賞受賞・田中耕一さん 人類初の小惑星からの岩石採取に挑んだ探査機「はやぶさ」の地球帰還から1カ月がたった。 回収されたカプセルの内部には、小惑星のものかは不明ながら多数の微粒子が確認され、新たな成果への期待がふくらむ。 はやぶさプロジェクトを率いた川口淳一郎・宇宙航空研究開発機構(JAXA)教授(54)と、エンジニアの視点からはやぶさに注目してきたノーベル化学賞受賞者の田中耕一・島津製作所フェロー(50)が、「成功を呼び込む挑戦」について語り合った。(文中敬称略)【司会・中井和久科学環境部長、構成・永山悦子、写真・久保玲】 ◇大人も夢を追って--田中さん --はやぶさ帰還を振り返って、今どう感じますか。 川口 やはり「出来すぎ」だったと感じています。一方で運用が終わり、さまざまな仕事がなくなった状況にぼ
あまり詳しい情報を持ち合わせていないのですが、土曜日に行われた実験でカムイロケットの打ち上げに失敗したようです。3機打ち上げる予定だったものの、1機目に打ち上げたロケットのパラシュートが開かず、テントに落下するという事故になったようで、2機目・3機目の打ち上げは中止になったとニュースで聞きました。 カムイロケットは、NPO法人北海道宇宙科学技術創成センターが開発を続けている道産ロケットです。ホームページにも簡単な報告がありますが、「▼詳細につきましては資料を準備中ですので、暫くお待ちください」とのことです。 司令部となっていたテントには打ち上げスタッフがいたようですが、幸いなことに誰にもケガがなかったことを、まずは喜びたいと思います。 そもそも研究過程における実験などとというものは、基本的に失敗するためにやるようなものなので、失敗は当たり前です。いかにダメージ少なく失敗し、その失敗からいか
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