3年前、日本の探査機「はやぶさ2」が小惑星から持ち帰ったサンプルについて、研究チームの主な分析結果が出そろったことを受けて会見し、JAXA=宇宙航空研究開発機構の担当者は「心の底から喜びたい」と語りました。 「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰ったサンプルの分析では、塩や有機物を含む「炭酸水」や生命の活動に関わりが深い「アミノ酸」が見つかるなど、これまでにおよそ300の研究論文が発表されています。 JAXAなどの研究チームは、一連の成果を振り返る会見を開き、プロジェクトの責任者を務めたJAXAの津田雄一さんは「やりたいことはすべてやったうえで予想以上の成果が収められた。心の底から喜びたいし、誇りたい」と語りました。 そして、今後の展望として、小惑星とは異なる小さな天体「すい星」のサンプルを持ち帰り、「リュウグウ」と比較して科学的な違いを探る計画を新たに検討していることを明らかにし
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 国立大学法人九州大学 国立研究開発法人海洋研究開発機構 国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学 国立大学法人京都大学 国立大学法人広島大学 国立大学法人東北大学 国立大学法人北海道大学 国立大学法人東京大学 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)では小惑星リュウグウ試料分析を、6つのサブチームからなる「はやぶさ2初期分析チーム」および、2つの「Phase-2キュレーション機関」にて進めています。 この度「はやぶさ2初期分析チーム」のうち「可溶性有機物分析チーム」の研究成果をまとめた論文が、アメリカの科学誌「Science」に2023年2月24日付(日本時間)で掲載されましたのでお知らせします。
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 国立大学法人広島大学 国立大学法人横浜国立大学 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 国立大学法人九州大学 国立大学法人北海道大学 国立大学法人東北大学 国立大学法人京都大学 国立大学法人東京大学 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)では小惑星リュウグウ試料分析を、6つのサブチームからなる「はやぶさ2初期分析チーム」および、2つの「Phase-2キュレーション機関」にて進めています。 この度「はやぶさ2初期分析チーム」のうち「固体有機物分析チーム」の研究成果をまとめた論文が、アメリカの科学誌「Science」に2023年2月24日付(日本時間)で掲載されましたのでお知らせします。
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 国立大学法人京都大学 国立大学法人九州大学 公立大学法人大阪 大阪公立大学 国立大学法人広島大学 国立研究開発法人海洋開発研究機構 国立大学法人東北大学 国立大学法人北海道大学 国立大学法人東京大学 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)では小惑星リュウグウ試料分析を、6つのサブチームからなる「はやぶさ2初期分析チーム」および、2つの「Phase-2キュレーション機関」にて進めています。 この度「はやぶさ2初期分析チーム」のうち「砂の物質分析チーム」の研究成果をまとめた論文が、イギリスの科学誌「Nature Astronomy」に2022年12月20日付(日本時間)で掲載されましたのでお知らせします。
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 国立大学法人九州大学 国立大学法人茨城大学 国立大学法人東京工業大学 国立研究開発法人海洋研究開発機構 国立大学法人北海道大学 国立大学法人東北大学 国立大学法人京都大学 国立大学法人広島大学 国立大学法人東京大学 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)では小惑星リュウグウ試料分析を、6つのサブチームからなる「はやぶさ2初期分析チーム」および、2つの「Phase-2キュレーション機関」にて進めています。 この度「はやぶさ2初期分析チーム」のうち「揮発性成分分析チーム」の研究成果をまとめた論文が、アメリカの科学誌「Science Advances」に2022年10月21日付(日本時間)で掲載されましたのでお知らせします。
日本の探査機「はやぶさ2」が小惑星で採取したサンプルに塩や有機物を含む「炭酸水」があったことを東北大学などの研究チームが突き止めました。地球に小惑星などが落下したことで水や有機物をもたらしたとする仮説を補強する成果だとしています。 発表したのは、東北大学の中村智樹教授などの研究チームです。 小惑星「リュウグウ」のサンプルからは、アミノ酸が検出されたほか、リュウグウになる前の天体に大量の水があったと考えられることなどがこれまでに分かっています。 研究チームは、リュウグウを形成する鉱物にある小さな穴の内側に水分が含まれていることを発見。 この水を分析した結果、二酸化炭素を含んだ「炭酸水」で塩や有機物も含有していたということで、地球に小惑星などが落下したことで水や有機物をもたらしたとする仮説を補強する成果だとしています。 中村教授は「見つかった液体はほんの1滴だが、非常に大きい意味がある。リュウ
JAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」が2020年12月に持ち帰った小惑星「リュウグウ」表面の物質を分析した東北大学理学研究科 中村智樹教授らの研究グループによる分析の成果論文が2022年9月22日付の米科学雑誌『Science』のオンライン版に掲載された。同研究グループは17の粒子を分析し、そのうちの一つから内部に閉じ込められた液体の水を発見した。この水は、太陽系初期に存在した、岩石と水からできたリュウグウの母天体にあったもので、塩や有機物を含む炭酸水だったという。 Formation and evolution of carbonaceous asteroid Ryugu: Direct evidence from returned samples http://dx.doi.org/10.1126/science.abn8671 東北大学のチームが分析した最大のサンプル C0002 の
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 国立大学法人東北大学 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 J-PARCセンター 公益財団法人高輝度光科学研究センター 国立大学法人北海道大学 国立大学法人京都大学 国立大学法人九州大学 国立大学法人広島大学 国立大学法人東京大学 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)では小惑星リュウグウ試料分析を、6つのサブチームからなる「はやぶさ2初期分析チーム」および、2つの「Phase-2キュレーション機関」にて進めています。 この度「はやぶさ2初期分析チーム」のうち「石の物質分析チーム」の研究成果をまとめた論文が、アメリカの科学誌「Science」に2022年9月23日付(日本時間)で掲載されましたのでお知らせします。
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 国立研究開発法人海洋研究開発機構 公益財団法人高輝度光科学研究センター 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所 大学共同利用機関法人自然科学研究機構分子科学研究所 神奈川大学 オープン大学 大阪大学 立命館大学 名古屋大学 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)では小惑星リュウグウ試料分析を、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)高知コア研究所、並びに岡山大学の2つの「Phase-2キュレーション機関」及び、6つのサブチームからなる「はやぶさ2初期分析チーム」にて進めています。 この度「Phase-2キュレーション機関」のうちJAMSTEC高知コア研究所の研究成果をまとめた論文が、英国のオンラインジャーナル「Nature Astronomy」に2022年8月16日付(日本時間)で掲載されましたので、お知らせします
今も働き続ける「はやぶさ2」、プラス10年以上もの長旅に耐えられるのか~拡張ミッション【前編】~:次なる挑戦、「はやぶさ2」プロジェクトを追う(20)(1/4 ページ) 2020年12月に地球へ帰還し、小惑星「リュウグウ」からのサンプルリターンというミッションを完遂した小惑星探査機「はやぶさ2」。しかし、はやぶさ2の旅はまだ終わっていない。現在も「拡張ミッション」となる2つの小惑星の探査に向けて旅を続けているところだ。果たしてはやぶさ2は、追加で10年以上もの長旅に耐えられるのだろうか。 小惑星探査機「はやぶさ2」は、2020年12月に地球へ帰還した。しかし、プロジェクトはそれで終わりではなく、現在、新たな目的地に向かい、旅を続けているところだ。小惑星からのサンプルリターンという本来のミッションは既に完了しており、区別のため、これは「拡張ミッション」と呼ばれている。 サンプル分析の初期成果
小惑星探査機「はやぶさ2」のプロジェクトが6月末で終了し、新たに2つの小惑星を目指す拡張ミッション「はやぶさ2♯」に引き継がれた。 【2022年7月5日 JAXAはやぶさ2プロジェクト】 探査機『はやぶさ2』は2020年12月6日に地球に帰還し、小惑星リュウグウの試料を納めたカプセルを地球に向けて分離した後、新たに2つの小惑星「2001 CC21」「1998 KY26」を目指す「拡張ミッション」に入っている。 現在の「はやぶさ2」は地球から約2億1850万kmの位置にあり、1つ目の目標天体2001 CC21に向かって、6月28日からイオンエンジンの運転を開始したところだ。10月ごろまで運転を続けた後、2025年まではエンジンを使わない慣性飛行となり、2026年7月に2001 CC21へのフライバイ(接近通過)が行われる。その後は、2027年・2028年に地球でスイングバイをした後、2031
新チームのロゴマークを掲げる津田雄一プロジェクトマネジャー(右から2人目)、三桝裕也主任研究開発員(左端)ら=相模原市の宇宙航空研究開発機構で2022年6月29日、垂水友里香撮影 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は29日、小惑星リュウグウから試料を持ち帰った探査機はやぶさ2のプロジェクトチームを30日で解散すると発表した。はやぶさ2はリュウグウのミッションをほぼ終え、2031年に別の小惑星を目指す計画で、体制を見直して若手を中心とした新チームに移行する。 現チームはJAXAの所属だが、新チームはその下の宇宙科学研究所に置き、人員と予算規模を縮小する。はやぶさ2を成功に導いた津田雄一プロジェクトマネジャー(47)は新チームでもトップを務める…
2020年12月6日に小惑星リュウグウのサンプルが入ったカプセルを地球に届けた後、「はやぶさ2」探査機は、新しい旅に向かっています。この延長されたミッションのことを「はやぶさ2拡張ミッション」と呼んでいます。一方で、これまでの「はやぶさ2プロジェクト」の方ですが、プロジェクト終結の作業を行っていました。その作業も終わりましたので、はやぶさ2プロジェクトは2022年6月末をもって解散することになり、完全に「拡張ミッション」に引き継ぐことになりました。この機に、「はやぶさ2拡張ミッション」の愛称とロゴマークを発表します。 まず、愛称ですが「はやぶさ2♯」となります。「ハヤブサ・ツー・シャープ」と読みます。「♯」の文字は、音楽記号で“半音上げる”を意味するシャープです。英語の綴りはSHARPとなりますが、これは、Small Hazardous Asteroid Reconnaissance Pr
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