新人賞で落選しちゃった、という読切マンガをネットで見かけた。画力も高いし演出力もある。キャラも魅力的だし、ストーリーもきちんと「掴み→中盤→クライマックス→オチ」がまとまっている。これで落選するの!?と驚いた。が、反面、「ログライン」の重要性は感じた。
他人を恨うらむためのエネルギーや、他人を羨うらやむためのエネルギーはとても大きいものです。しかもそのエネルギーによって自分が濁にごっていきます。 あなたがクリエイタなら、恨みと羨みに自分のエネルギーを奪われないようにしなければなりません。 恨みと羨みはエネルギーをどんどん奪います。ほんとうにそう思います。 「あいつ、腹が立つ」という恨みや、「あいつ、羨ましい」という羨みは、大きなエネルギーを自分から奪っていき、自分には何も残しません。 残さないどころか、自分の次の活力まで奪ってしまいます。ということは、次のステップでは、恨み羨みが二倍増しになってしまいかねません。 与えられた能力や機会というのは人それぞれです。それなのに、特定の誰かと自分を比較するのは無意味です。人はそれぞれに能力も機会も違い、そしてもちろん悩みや困難も違います。A氏はA氏の悩みがあり、B氏にはB氏の困難がある。前提条件が
はてなブログのユーザーに、自身とブログについて語っていただく【「ブログを書く」ってどんなこと?】シリーズ。今回は、2004年からはてなダイアリー・はてなブログを使い続けているOKPさん(id:OKP/@iamadog_okp)さんの登場です。 ブログを書く時、どんなテーマで書くか、またテーマごとに書く場所を分けるべきか迷う方はいるのではないのでしょうか。OKPさんは、複数のブログを運用してはいるものの、テーマについては意識せず、基本的に「その時々の自分の関心ごとを記録する場所」としてブログを捉えているそう。そのためテーマでブログを書き分けずに、現在のメインブログでは写真やカメラ、登山、料理などさまざまなテーマを扱っているとのことです。 OKPさんにとって「ブログを書くこと」はどういう位置付けなのかについて、寄稿していただきました。 気付けばインターネットで20年以上何かを書いてきました。
Ruby/Railsと直接関係ありませんが、かつてRubyコミュニティで愛された_why氏の名言を紹介したいと思います。 when you don’t create things, you become defined by your tastes rather than ability. your tastes only narrow & exclude people. so create. – Why the lucky stiff (何も作っていないとき、人は自分の能力よりも好みによって特徴付けられることになる。好みは世界は狭め、他人を排除するばかりだ。だから、作れ) これは2005年頃から2009年にかけてRubyコミュニティで「Why the lucky stiff(_why)」のペンネームで活躍していた、ある多才なRubyistのツイートです。 発言の文脈が分からないので、もし
調べれば大抵の情報は誰でも手に入る今日このごろ。特に技術的な情報はオープンソースで一次情報へのアクセスは容易になった。 それと同時に繰り返し言われるアウトプットの重要性。 しかし、ブログやLTなどでアウトプットしても、「もっと質のいい情報があるのに自分がアウトプットする必要があるのか」「逆にノイズになるだけじゃないか」というような考えになってしまう人もいるのではないか。 そんな架空の声にお応えして、それでもなおあえて、一次情報ではない「あなたのアウトプット」の重要性を伝えてみようと思う。 実際にやる人は多くない 定量的なデータがあるわけではないが、直感的に共感してもらえるだろう。 ある技術や手法が話題になったとして、それを情報として知っている人はこの時代いくらでもいる。 だが、それを実際にその手でやったことがあるというだけでかなり群衆からは抜きん出た経験を持つことになる。 ましてやそれをや
日常を憂う日々だった。理由はいいエッセイを書きたいから。私には特殊な出会いもおもしろい出来事も何もないと部屋のなかで嘆いていた。腐り朽ちていくまでいくばくもなかっただろう。生来が閉鎖的で排他的なのだ。瞼をこじ開けて世界を見ないと、すぐ繭に閉じこもる。 特殊な出会いが欲しい。おもしろい出来事が欲しい。刺激的な何かが欲しい。エッセイのために。そんなことを思い続けていたが、そのどろどろした思いは少しずつ成仏していった。 きっかけはこのアパートメントへの滞在から始まった。私はここで、自分を描くように心がけた。出てくる思いは死にたくないとか老いたくないとか、そういう負の感情ばかりだったけど、私はこの部屋で私に向きあった。それはひどくしんどいこともあった。自分の内面を晒すのだ。怖くて震える夜もあった。 それでも、アパートメントのこの部屋は、一人きりではなかった。私の文章だけではなく、私自身を見守ってく
昨年12月に「ほぼ日曜日」で行われた 皆川明さんと糸井重里の公開対談です。 ふたりっきりの対談は約4年ぶり。 その4年間での変化や気づきを、 おたがいに伝え合うような場になりました。 洋服をつくりつづける皆川さん。 アイデアを考えつづける糸井。 かろやかに進むふたりの会話には、 ものを生み出すためのヒントが たくさん散りばめられていました。 >皆川明さんのプロフィール 1967年東京生まれ。デザイナー。 1995年に自身のファッションブランド 「minä(2003年よりminä perhonen)」を設立。 時の経過により色あせることのないデザインを目指し、 想像を込めたオリジナルデザインの 生地による服作りを進めながら、 インテリアファブリックや家具、陶磁器など 暮らしに寄り添うデザインへと活動を広げている。 また、デンマークKvadrat、 スウェーデンKLIPPANなどの テキスタイ
『映像研には手を出すな!』の金森氏に学ぶ、 2020年のセルフプロデュース力 2020/01/02 12:00 「せっかく読むなら、2020年の自分をアップデートしてくれる作品がいい!」 「2020年のトレンドを押さえておきたい!」 マンガへの希望は募るばかりですよね。 そんなアナタに、年末年始にオススメのマンガを紹介します。 それが、
鴻上尚史の人生相談。レッスンや芝居の勉強に投資を続けてきたが、これ以上役者の道を続けるべきか悩む30歳女性。「鴻上さん、あなたならどんな言葉をかけてくれますか?」と問う相談者に鴻上尚史が示した俳優を続けるために必要な、ある才能とは? 【相談40】役者の道を諦めて他の道に進むかどうか悩んでいます(30歳 女性 あい) 鴻上さん、こんにちは。私は役者の道を諦めて他の道に進むべきか悩んでいる30歳です。 今まで、沢山レッスンや芝居のお勉強へ投資をしてきました。時間も使ってきました。 名の知れている事務所や劇団に入れても、オーディションでは中間審査などで弾かれたり、履歴書に堂々と書ける経歴は殆どありません。 経験を積むためにニューヨークでミュージカルの勉強もしてきました。それでも大きな実績を作れませんでした。 自分がこれまで受けた膨大なレッスンから受け取ったものや自分の才能を信じて今までやってきま
2月某日 恋愛エッセイ本の企画が一つ飛ぶ。 担当編集者さんが「全て私の不徳の致すところです」と平謝りに謝るので、なんとなく、あれかな、とピンときて、 「もしかして、数年前の御社の◯◯さんとのトラブルが原因ですか?この件について全く怒ってはいませんが、理由を聞かないと◯◯さんのことが信頼できなくなりそうなので、できれば訳を説明してください」と言うと、 「御察しの通りです」と返ってきた。 案の定、その企画をボツにした彼の上司は、かつて私に本の企画を持ちかけ、同じように取り消した女性編集者だった。 5年前、彼女の元で私は恋愛自己啓発本の原稿を書いていた。 出版エージェント、と名乗る人づたいで出会ったその人は、会うなり開口一番「100万部売れる本を書いてください!」と言った。 当時、私は駆け出しのフリーライターで、出版の知識なんかまるでなくて、突然声をかけられたことに気持ちが高ぶっていた。 まだブ
NHKの生活情報番組「ためしてガッテン」は、身の回りの生活に関わる物事をふかくほりさげ、実際にためして検証し、常識だと思われていたことを覆したり、まったく知られなかった事実をみつけだしたりと、現在放送されている生活情報番組の中では、抜群におもしろい番組だ。 この「ためしてガッテン」では、少しこみいった説明をする時に、かならず「模型」がスタジオに登場し、わかりやすく説明をしている。 あの模型、間近で見るとどんな感じなのか? 何人ぐらいでどれぐらいの時間をかけて作ってるのか? そもそも材料はなんなのか……など、気になっているひとはぼくだけではないはずだ。 こんかい、あの模型を番組開始当初から作り続けている方に密着し、あの模型がどのようにできているのかを間近で見学することができた。
最近ぼくの頭の中には、「出来るまでやる」ということばが常に浮かんでいます。 2011年に企画した杵島隆写真展「日本の四季」に展示したプリントは、1990年頃制作した和紙仕立てと呼ばれる大変珍しいプリントでした。経師の職人さんがカラー印画紙の乳剤の部分だけを慎重に剥がし、厚手の和紙に丁寧に仕立て直したものです。日本の職人さんの技術は、例えば新聞紙を包丁で二枚にすることが出来る程だそうで、水墨画などは、そうやって1枚を2枚にすることもあるそうですが、このような日本の巧の技と、写真の技術を結びつけ、カラー印画紙独特の艶やかな色彩と、手漉き和紙の紙目が溶け合って、モノとしても大変に魅力的なシリーズを展示する企画をやりました。ちなみに現在は、印画紙の構造が変わったためと、この作業を手がけた職人さんが現存しないために、再制作は出来ません。今私たちが見る事が出来るのは、50点近く制作した中から、他人の手
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 アイデアは誰のものなのか? この〈SHARE〉の時代にそれを問う意味とは何なのか、僕らはそのことを問い直さなくてはいけない段階に入ってきています。 僕らはいまなお「アイデアには所有者がいる」と考えることを当たり前のように思ってしまっています。 例えば、以前に比べて、僕らが日常的に行うようになったワークショップやブレインストーミングなどのグループワークによるアイデア出しの場などでも、いまだに「誰が出したアイデアが採用されたか」とか、「結局、声の大きな人のアイデアが採用されてしまう」とか、といった「アイデアの所有者は誰か?」にこだわる思考からなかなか離れられない人がすくなくありません。 けれど、そうしたグループワークによる共創の場において、アイデアの所有者探しをするのは賢明では
新世代リーダーは、政治やビジネスの分野だけに求められているわけではない。科学技術の分野にも、フロンティアを切り開くリーダーが必要とされている。この連載では、航空宇宙工学という切り口から、新時代のリーダー像を探っていく。幼少期から宇宙にあこがれ、MITで博士号を取得し、今年5月からNASAで勤務する著者が、自らの人生とからめながら、宇宙にかける思いや研究の最先端などをつづる。 グローバル人材という言葉に違和感 夢を叶えるのに30年かかった。 物心ついたときから僕の心は宇宙にあった。アポロやボイジャーのような宇宙船を作る仕事をするのが幼少の夢だった。心と夢は幼少のまま体だけが成長し、東京大学で航空宇宙工学を学んだ後、22歳で渡米してマサチューセッツ工科大学 (MIT)で航空宇宙工学の修士号と博士号を取得した。現在は慶応義塾大学理工学部の助教として、学生を指導する傍ら、航空宇宙とスマートグリッド
何百回、何千回と見慣れた画面、見間違えるはずもない。すぐにそれが自分の作品だと直感したものの、どうしても信じられなかった。いや、だって、一介のアマチュアプログラマが作ったWebアプリが、ミッションの中でも一番クリティカルな大気圏再突入前のミッションコントロールセンターの画面に映っている*1。これで信じろという方がおかしい。見慣れたアイコン、昼夜境界線、ISS/シャトルの軌道を示す赤いグラウンドトラック、うっすら見える左上の設定アイコン、全部同じだ。でも... そして、すぐに一つの事実に気づいた。いつもは、軌道離脱噴射の終了を見届けた後シャトルのトラッキングを止める。公開されているデータではここから先の軌道を追うことはできない。放っておけば徐々にずれが大きくなる。でも、もし、あそこに映っているのが本当に自分の作品なら、ここで設定を変えるとあの画面からシャトルが消える、そんなことをしていいのか
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 昨日の「アウトプットができない人がまずやるべき3つのこと」では、インプットとアウトプットをこんな風に定義してみました。 インプット外のものを中に入れるのではなく、自分の境界をすこし広げたり、自分の居場所を移動させたりすることで、それまで外にあったものを内にすることをいう。アウトプット自分を捨てて、リスクを負い、自分の枠組みの外の世界と接することで違う自分に変わること。アウトプットとはその変わった自分自身。 どんなに創造的にみえるアウトプットであろうと人間が生みだすアウトプットは真の創造物ではなく編集物です。自然に存在する素材を加工するか、すでに誰かがつくった人工物を編集することによってしか、人間はアウトプットなどできません。 また別の視点からみると、アウトプットが誰かに何か
Tumblr転載問題とかいろいろあったけど、結局のところ『モノをつくる』ということが軽視されすぎなんではないか。だから著作権は作者のわがまま、なんて発言も出てきてしまうんではないか、とそんなことを思った。 実は、母親のブログがパクられた。母親といっても、もう60歳も間近の高齢である。ネットのことなどよくわかっていない。そんな母のところへ、2ちゃんヲチ板あたりの人から「あなたパクられてますよ」メールが何通も届いたらしい。母はといえば「2ちゃんは怖いところ」くらいの知識しかないもので、よくわからんまま「なにかの詐欺かも」ということでメールは削除して無視し続けてきたらしい。が、それでも何通も同じ内容のメールが来るので、不審に思って色々ググってみたようだ。 そしたら「プーペガール」というところに、ブログに乗せている自作アクセサリーの画像が何百もパクられて登録されていた。添えられたコメントまでコピー
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