■11月30日 全米野球記者協会が26日(日本時間27日)、2014年の米国野球殿堂入り選手の候補者36人を発表。ドジャースなどで活躍した野茂英雄氏(45)が日本人として初めて選ばれた。殿堂入りを果たすには、同協会に10年以上在籍した記者による投票で75%以上の得票が必要。5%以上の票を獲得すれば最長で15年、候補者として残る。 野茂氏はメジャー球団移籍の道筋がない中、近鉄を任意引退となり、1995年にドジャースと契約し、1年目に13勝6敗をマーク。ナ・リーグ最多の236奪三振で新人王に輝いた。メジャーでは通算323試合に登板し、両リーグでのノーヒットノーラン達成など、08年までに123勝(109敗)。10年以上プレーするなどの条件を満たし、引退後5年たったことで候補者入りした。 成績で他の候補を圧倒していないが、日本人メジャーリーガーのパイオニアだ。「トルネード投法」で全米に旋風を巻き起