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ブックマーク / kazenotori.hatenablog.com (14)

  • まだ「ラノベレーベルから出てるのがラノベ」とか言ってるの? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「ラノベレーベルから出てるのがラノベ」論(以下「レーベル論」)、この明らかにトートロジーな言説が世間に広まったのは、とある横光三国志コラのせいだったと記憶しています(もちろんレーベル論自体はそれ以前からありましたが)。どこが初出なのかもわからないのでリンクは貼りませんが、そのセリフをいくつか引用してみましょう。 最初に断言しておきます。ライトノベルというのは文章の内容ではなくレーベルによる分類です! SFやミステリのような内容によるジャンル分けとは根的に異なるのネ。 「ジャンル分けではない」というのは正しいですね。SF・ミステリ・ファンタジー・ホラーなどはジャンルの分類ですが、ライトノベルはさまざまなジャンルを含んだプラットフォームなので、コンテンツとしては「漫画」や「アニメ」などと横並びのカテゴリになります。ただし、「小説」という大カテゴリのなかではサブカテゴリ的に扱われている、という

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    kenzy_n
    kenzy_n 2024/03/18
    新しいライトノベルもあるよ。
  • ラノベのアニメ化が激増している件 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    どれくらい増えたのか? まずはライトノベルのアニメ化作品一覧 - Wikipediaをもとに、2010年以降のラノベアニメの年間作品数を数えてみました。「テレビアニメ」しか数えていないので劇場版やOVAは除外です。ちなみに「新作」というのは要するにシリーズ二期とか三期とかを除外した数です。2022年の数値はこれから始まる秋アニメの数も加算しています。数え間違いがあったらごめんなさい。 年 ラノベアニメ作品数 うち新作 2010年 13作品 12作品 2011年 19作品 18作品 2012年 25作品 19作品 2013年 31作品 22作品 2014年 27作品 19作品 2015年 27作品 21作品 2016年 19作品 15作品 2017年 21作品 18作品 2018年 26作品 19作品 2019年 23作品 19作品 2020年 19作品 13作品 2021年 35作品 25

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    kenzy_n
    kenzy_n 2022/09/12
    原作の枯渇が心配される
  • 結局「ダークファンタジー」ってよくわからん問題 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「ダークファンタジーって知ってる?」 と訊かれたら「なんか暗くて怖くて重くて人がたくさん死んでいくような、漫画で言えば『ベルセルク』とか、ドラマで言えば『ゲーム・オブ・スローンズ』とか、ゲームで言えば『エルデンリング』みたいなファンタジーのことでしょ?」と答える人が多いのではないだろうか。 でも「ダークファンタジーってホラーのことだよ」と言われたらどうだろう。確かにそんな用法を見かけることもある気がする。たとえば『呪術廻戦』は公式でそう銘打たれている。 異才が拓く、ダークファンタジーの新境地! 『呪術廻戦』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト あるいは『鬼滅の刃』などもダークファンタジーと呼ばれることが多い。 まずは簡単に、『鬼滅の刃』自体の概要を紹介しよう。作は、「人をう鬼と人間の闘いを描いたダークファンタジー」だ。 【解説】映画鬼滅の刃』に宿る名作漫画への敬愛と「人の弱さ、心の

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    kenzy_n
    kenzy_n 2022/08/13
    そういうもんだ
  • ライトノベルの読者年齢を考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    はじめに ライトノベルの読者年齢について語られるとき、近年はしばしば「高齢化した」ということが指摘されます。 しかしその多くは「現在のラノベ読者年齢が高い」ことだけをもって「高齢化した」と言っており、10年前あるいは20年前のラノベ読者年齢と比較していることはほとんどありません。なにせ資料が少ないからです。 私は2000年代からラノベ関連のニュースを観測していますが、ラノベ読者年齢の推移を表すわかりやすいデータはほとんど無かったと思います。しかも、10年前ならもっと資料が残っていたと思うのですが、いまや2000年代の多くの記事は削除されており、ネット上では遡れなくなっています。 というわけで、現在でも残っている「ラノベの読者年齢」のデータを、いまのうちに整理しておこうというのがこの記事の主旨です。 あらかじめ言っておくと、この記事を読んでも「ライトノベルの読者年齢」はわかりません。そのもの

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    kenzy_n 2021/09/19
    60代オーバーの世代は
  • 終わるレジェンドノベルスの救い方 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    レジェンドノベルスとは? 2018年10月に講談社が立ち上げたライトノベルレーベルが「レジェンドノベルス」です。いきなり「全部傑作!ハズレなし!」と豪語したり、「ネクストファンタジー」という謎のジャンル名をアピールしたり、講談社体が「NOVEL DAYS」という小説投稿サイトを立ち上げている横で「セルバンテス」という独自の小説投稿サイトを運営したりと、熱意があるのか空回っているのかよくわからないレーベルでしたが、セルバンテスは2020年5月に閉鎖、レジェンドノベルスの新刊は2020年11月以来音沙汰なし、先日になってようやく来月「電子書籍のみ」で新刊が出るとアナウンスされたという状況です。つまり崖っぷちです。 レーベルカラーとしては良くも悪くも「意識が高い」という感じでしょうか。いわゆる「なろう系」作品を取り扱うWeb文芸レーベルではあるのですが、ラインナップがわりと個性的と言いますか、

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    kenzy_n 2021/04/11
    古来よりレーベルの終焉は続いている
  • 「エタる」の語源 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    はじめに ラノベってエタっても許されるコンテンツでいいな 増田のこの記事をきっかけに、「エタる」というスラング自体の発祥とかの話が盛り上がっていたので、ちょっと当時の5chを発掘してみた。最初は増田に投稿するつもりだったが、思ったよりURLが多くなったのでブログに書くことにする(増田では記事に多くのURLが含まれると投稿が弾かれてしまうのだ)。 「エタる」とは? 「エタる」は「作品が未完のまま終わること」を意味する。「エターる」「エターなる」「エターナる」「エターナル」などの表記揺れがある。 最初は「エターナル」だったのが、「エターナる」と動詞化され、のちに「エターなる」と変換されることが多くなり、それが「エターになる」と解釈されて「エター」と略され、再び動詞化して「エターる」、さらに「エタる」まで短縮されたと思われる。 現在ではWeb小説界隈で使われることが多いが、元はRPGツクール界隈

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    kenzy_n 2021/03/18
    ネバエンディング
  • 角川系出版社の統廃合の年表(ラノベ中心) - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    自分のなかでも混乱を来していたので備忘録的に整理してみた。 角川書店富士見書房メディアワークス旧アスキー新アスキーエンターブレインメディアファクトリー 前史1945年に設立される。1972年に角川書店の子会社として設立される。 1977年に設立される。 1986 リクルートの子会社としてリクルート出版が設立される。 1987「角川文庫・青帯」創刊。 ベストロン・ピクチャーズの子会社としてベストロン映画が設立される。 1988 「富士見ファンタジア文庫」創刊。 1989青帯が「角川スニーカー文庫」に改名して独立創刊。 1990 アスキーの子会社に。 1991 角川書店へ吸収合併(事業部として存続)。 アスキーの子会社としてアストロアーツが設立される。 メディアファクトリーに社名変更。 1992スニーカー文庫から「角川ルビー文庫」が独立創刊。 角川書店から追放された角川歴彦によって設立される。

    角川系出版社の統廃合の年表(ラノベ中心) - WINDBIRD::ライトノベルブログ
    kenzy_n
    kenzy_n 2019/03/29
    角川抜きには語れぬ
  • ライトノベルは月に200冊発売されています - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    昔のラノベを語るにしろ今のラノベを語るにしろ、2、3作品ほど挙げるだけで「ラノベの大半を例示し終えました」という感じを出す人、新刊が月に数冊しか出ないジャンル小説みたいなイメージでラノベを認識しているのではないかという懸念がある。— mizunotori (@mizunotori) 2018年9月16日 ということでアンケートを取りました。 ラノベが毎月何冊発売されているか知らない人向けのアンケートです。 ラノベは毎月何冊発売されていると思いますか? 実際の数はリプライにぶら下げておくので回答してから見てください。— mizunotori (@mizunotori) 2018年9月16日 所詮はTwitterアンケートなのですが、やはりライトノベルの規模を小さく見積もっている人はそこそこいるのでは?と思ったので、そのあたりについての解説をさせていただきます。 まず最初に断っておきますが、こ

    ライトノベルは月に200冊発売されています - WINDBIRD::ライトノベルブログ
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    kenzy_n 2018/09/17
    淘汰は進む
  • 時代はいま「サブタイトル付きラノベタイトル」なのか!? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    長文タイトルだ! いや当て字タイトルだ! 異世界タイトルだ! 君僕タイトルだ! あやかしタイトルだ! と盛り上がってきたラノベタイトルに新たなトレンドが! というわけで「サブタイトル付き」、最近多くないですか? サブタイトルというと、昔は『C3 -シーキューブ-』『SH@PPLE -しゃっぷる-』『H+P -ひめぱら-』のような読み仮名系や、『キノの旅 -the Beautiful World-』『空とタマ -Autumn Sky, Spring Fly-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet』のように英題系などは散見されましたが、近年のサブタイトルはそれらとは異なる傾向にあるように思います。 無職転生 ~異世界行ったら気だす~ 好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強にな

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    kenzy_n
    kenzy_n 2018/04/22
  • 「これいいなあ」と思った最近のライトノベルの表紙デザイン - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    昨日今日とライトノベルの表紙の話題が多いなかで、ふと思いついたので好きな表紙を挙げていきます。当に素人目で見たときの「いいなあ」なので、デザインの専門的な解説などはありません。 いま、n回目のカノジョ タイトルどおりにループものなんですが、いろんなポーズのヒロインを表紙に配置することでそれを表現しているという。なんて言えばいいでしょうか、一枚絵としての完成度よりも、作品のコンセプトが優先されていると言うか、「この作品ならでは」という感じになっているのが好きです。そういうのなかなか無いんですよね。 いま、n回目のカノジョ (ファンタジア文庫) 作者: 小林がる,Tiv出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2016/12/20メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 神さまSHOPでチートの香り 全体をセピア色にしているのが珍しいですよね。イラストレーターさんがフルカラ

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    kenzy_n
    kenzy_n 2017/06/17
    これよくない、よくないこれ、よくなくなくなくないこれ
  • 「石鹸枠」とはなんだったのか - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「ラノベと言えば石鹸枠」と言われて久しいような気がしますが、単刀直入に言うと「石鹸枠」はアニメにおける概念に過ぎません。ラノベには存在しない概念です。 いや、「石鹸枠」と呼ばれる各作品がアニメ化されるくらいに人気があることは否定しませんし、「萌え要素の強い学園バトルファンタジー」程度に大雑把に捉えるなら、まあラノベの流れのひとつではあるとは言えます。 けれども、そういったジャンルが「流行」といえるほどラノベ業界で支配的だったかというと首をひねりますし、序盤の細かな共通点に注目するような視点も、ラノベ読者にはほとんどなかったのではないかと思うのです。 実際のところ、「石鹸枠」とされる作品でも、基的な設定や序盤の展開が似ているだけで、最後まで見れば別物であったりしますよね。 そう考えると媒体の違いが大きいのではないでしょうか。 ラノベだと一冊のうちの数ページにすぎない導入部分が、アニメで観る

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    kenzy_n 2017/04/23
  • 「最近のラノベはタイトルで内容を全て説明している」は本当か? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    これは大ヒットした「ビリギャル」のポスターなんだけど、原作の書籍の段階からそうなんだけど、ほぼストーリー全部説明しちゃってるわけですよ。こんくらいやらないとその場で「面白そうだな、じゃあ見ようか」っていうお客さんを呼び込めない。https://t.co/GQaUhlzxSd— cdb (@C4Dbeginner) 2016年5月10日 このツイートをRTして「ラノベの長文タイトルも同じだよね」とか言っている人たちを見かけた。 そういえば「最近のラノベはタイトルで内容を全て説明している」「最近のラノベはタイトルを読めばオチが分かる」などと豪語する人も散見される昨今である。 はてさて、ラノベの長文タイトルは、当に作品の内容を詳しく説明しているのだろうか。 いくつかの有名作品を例に挙げてみよう。 関連記事: ライトノベルのタイトルの「長文」化について - WINDBIRD いまだにラノベの長文

    「最近のラノベはタイトルで内容を全て説明している」は本当か? - WINDBIRD::ライトノベルブログ
    kenzy_n
    kenzy_n 2016/05/15
    タイトルから内容が生成されている
  • 2014年ライトノベル10大ニュース - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    少し前にTwitterに書いたのを膨らませてみた記事です。 KADOKAWAとDWANGOが統合 ラノベ業界のみならずさまざまな方面に対してインパクトのあるニュースでした。DWANGOがスマホアプリのi文庫・Webサービス読書メーターを買収したことや、統合キャンペーンとして行われた電子書籍半額セールなども話題になっていましたね。 スーパーダッシュ文庫がダッシュエックス文庫に改装 しばらくはスーパーダッシュのブランドも残るそうですが、新作はダッシュエックスから出るということで、事実上のリニューアルと言えるでしょう。SDの頃はいかにも仲が悪そうだった*1漫画部門との連携を強化するための改装だということらしく、漫画界最強の「ジャンプ」ブランドをどう活かしていくのか、これからの躍進に期待です。 「キャラノベ」のレーベルが多数創刊 キャラノベについては先日も記事を書いたのでそちらをお読みいただけれ

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  • 「All You Need Is Kill」と「オール・ユー・ニード・イズ・キル」 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    映画版「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のストーリーは、原作「All You Need Is Kill」から大きく変わっているが、その中でも特に気になった点について述べることで、映画版の感想の代わりとする。以下、多少のネタバレがある。 最初に軽く説明しておこう。AYNIKは「ガンパレード・マーチ」や「マブラヴ オルタネイティヴ」のような異種侵攻ものの系譜に属している。人類は正体不明の怪物たちとの戦争において長く劣勢を強いられている。その戦場で主人公はタイムループに陥る。 ループものと言えば、今なら「シュタインズゲート」などが思い出されるかもしれないが、AYNIKの特徴は、シュタゲのようなパズルじみた時系列、バタフライ効果による状況の変化、といった要素に重きを置かない点にある。 AYNIKのタイムループは単純明快で、それは「斬り覚える」ための設定である。ループ中にいくら体を鍛えても、時間が

    「All You Need Is Kill」と「オール・ユー・ニード・イズ・キル」 - WINDBIRD::ライトノベルブログ
    kenzy_n
    kenzy_n 2014/07/06
    カッコ悪いとはこういうループだ
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