・In English 二乗平均平方根や平均二乗誤差、二乗和平方根など、紛らわしい統計量についてまとめます。 ■統計量とは 統計量とは、ある母集団から抽出した標本データに対し目的に応じた統計学的な計算を行って出た、標本データの特徴を表した数値のことです。 ■二乗平均平方根(RMS:Root Mean Square) ある基準点からの偏差を二乗した値の平均値をとり、更にその平方根となります。二乗しても結局最後は平方根を取るのでなんの意味があるのかと思うかもしれませんが、 これは二乗する事で、基準から離れた値に対して重みづけをしている事になります。交流電流の実効値を求める場合にもこの式を用います。 ここで基準値を標本データの平均値とした場合は、標準偏差となります。RMSが標準偏差の同義として扱われることが多いです。 また二乗平均平方根の言葉に含まれる"平均"とは、この標本データの平均値のことで