そばは日本独自のものではなく、 古くから世界各国で親しまれてきた立派な食材である。 世界各国の「そば料理」を集めた。 ピッツオッケリ(イタリア) イタリアとそばの関係は、歴史的にとても古く、 12世紀に十字軍がイスラム圏からそば粉を 持ち帰ったことから、そば料理が始まった といわれている。 ミラノの北に位置するヴァルテッリーナ地方で生まれた、 そば粉で作るひも皮状のパスタ料理。 幅広で、長さは短めのパスタで、 日本のそばとよく似た色と味をしている。 そば粉8に小麦粉2ほどの割合で作った生地を 包丁で細く切り、キャベツと一緒にゆでた後、 そばにチーズをはさみ、最後ににんにくを入れた 溶かしバターとチーズをかけて食べるというもの。 ガレット(フランス) そば粉に水と塩を混ぜ合わせ、ガレトワールという ふちのない大きなフライパンで焼かれたクレープ。 目玉焼き、ハム、チーズを包んだり、それにトマト