グーグル日本社長の辻野氏はプレジデント2011年1.9号別冊でこのようなことを述べています。 インターネットの世界では比較的低コストで新しいサービスをつくっていけるが、思いついたらすぐに始めないとほかの誰かが始めてしまう。やるリスクよりやらないリスクのほうが大きい。工場でつくった製品を流通させていく世界では、やるリスクのほうが大きい。大きな設備投資をして失敗したら、取り返しのつかないこともある。だが、ウェブの世界は逆。まずやってみて、ユーザーが支持してくれればそれでよし。ダメならすぐに撤退すればいい。 インターネットの世界と製造業等のリアルビジネス(造語)との決定的な違いがこの短い文脈で語られています。リアルビジネスでは「やる」前にリスクとリターンを詳細に計算し、後者が上回った場合に始めて行動を起こすのに対し、スピードが問われるインターネットの世界では「やらない」こと自体がリスクである。
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