2008.03.04 二百三高地 テーマ:DVD映画鑑賞(13374) カテゴリ:映画/戦争・史実 「自分は悔いることは毛頭ありません。最前線の兵には、体面も規約もありません 。あるのは生きるか死ぬか・・・それだけです。兵たちは・・・死んでいく兵たちには、国家も軍司令官も命令も軍規も、そんなものは一切無縁です! 灼熱地獄の底で鬼となって焼かれてゆく苦痛があるだけなのです! その苦痛を・・・部下たちの苦痛を・・・乃木しきの軍人精神で救えるのですか!?」 第二次世界大戦を省みた反戦映画は数多く、残酷な殺戮シーンをクローズアップすることで、戦争の悲惨さを打ち出す作品群は周知の通りだ。 「二百三高地」は、そのまた昔、19世紀末(明治37年)の日露戦争が舞台となっている。 当時ロシアの南下政策は朝鮮にまで及ぼうとしていた。 一方、朝鮮半島の支配を目指す日本にとっても、指をくわえて黙ってなどいられない