これは、 Haskell Advent Calendar 2012 20日目の記事です。 はじめに Haskellで(趣味の)プログラムを書き始めて、ほぼ1年になりました。最初、モナドを調べたとき、さっぱり分からなくて困りましたが、今は少なくとも使うことはできるようになりました。初心者ですが、モナドの壁を振り返ります。 モナドを理解するときの壁 モナドが何かについて考えること モナドの(>>=)は、何か分からない モナド則が謎 今振り返ると、大雑把にいって、上の3つの壁がありました。 「モナドが何かについて考えること」による壁 1年前、「Haskell のIOは、モナドだ」というのを見て、モナドに興味を持ちました。自然の成り行きとして、「モナド」が何かを調べました。すると「モナド」は、圏論の用語だというところに行き着くわけですが、圏論はなかなか敷居が高くて理解することはできませんでした。(