400万画素“UltraPixel”の実力は?――「HTC J One」の画質をチェックする:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/2 ページ) さてやっとカメラ性能の話。 「HTC J One HTL22」のカメラには、400万画素の撮像素子を採用してる。画素数は少ないが、その分1つ1つの画素が大きく、1300万画素に比べて感度は3倍高くなる。HTCはこの撮像素子を「UltraPixel(ウルトラピクセル)」と呼んでいる。 画素数が少ない分、画質は下がるかというと、そうでもない。画素が大きいUltraPixel(いっそのこと「デカ画素」といった方が通じるだろうに)だと、1つ1つの画素が大きい分光をたくさん受けられるので、暗所に強くなる。スマホって屋外でも室内でも構わず撮りまくるものだから、暗所に強いってのは重要なのだ。 例えばデジカメの世界を見ると、1~2万で買える普及型コンデジは「1/2.