1、2巻表紙 宇宙へと飛び立った人類が口にしている宇宙食。地球に暮らす一般人にはあまり縁のない食品ですが、国内にもその開発・製造を行う食品メーカーが存在します。 「月刊!スピリッツ」(小学館)で連載中の「宇宙めし!(そらめし!)」は、そんなちょっとマイナーな“宇宙関連業界”をテーマにしたマンガ。第2巻発売(12月12日刊行予定)に合わせて作者・日向なつお先生にインタビューしました。漫画本編も合わせて掲載します。 第3食「赤飯」(前半) 第3食後半は次回記事「『宇宙食開発したぞ→お湯で戻す方法がないんだが……』でメーカーが考えたまさかの対応策」にて掲載しています 宇宙では赤飯にごま塩がかけられない理由 ――― 第3食(第3話)は“宇宙食としての赤飯”がテーマ。なぜ、赤飯を題材にしたのですか? 日向先生(以下略):JAXAさんの次に取材をさせてもらった尾西食品さんで、同社が手掛けていたのが、鮭