【読売新聞】 「新型コロナは利権団体によるデマ」「ワクチンにはICチップが入っている」など、新型コロナの感染拡大を機にSNSなどで広まった陰謀論。そんな陰謀論に「ハマりやすい」人の特徴をあぶりだした日本人社会心理学者の論文が学術誌「
【読売新聞】 「新型コロナは利権団体によるデマ」「ワクチンにはICチップが入っている」など、新型コロナの感染拡大を機にSNSなどで広まった陰謀論。そんな陰謀論に「ハマりやすい」人の特徴をあぶりだした日本人社会心理学者の論文が学術誌「
魚にも自分がわかる ──動物認知研究の最先端 (ちくま新書) 作者:幸田正典筑摩書房Amazon 本書は最近毎年のように動物行動学会でホンソメワケベラの認知能力(特に鏡像自己認知能力)について驚きの発表を行っている幸田正典の手になる一冊.まさにそれら一連の研究結果がまとめられた書籍になる. 冒頭の「はじめに」において,10年前に「魚が鏡像自己認知できる」ことを発見したが,それは当時常識を逸脱した内容とされ,なかなか受け入れられなかったこと,そして当時はガリレオの心境だったことが述べられている.しかし著者はこれを乗り越えて,追試を含めて次々に驚きの発見を続けていく.本書のその発見と主流への挑戦の物語りになる. 第1章 魚の脳は原始的ではなかった 第1章は物語の前段である,「なぜ『魚などに鏡像自己認知できるはずがない』という『常識』が形成されていたのか」が解説される.それは脊椎動物の脳について
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by Free-Photos 多くの人々はうつ病になると世界に対する認識がゆがむと考えており、「うつ病の人は物事を悲観的にとらえるようになってしまう」と思われています。しかし、うつ病を研究する専門家の中には、「うつ病の人々は悲観的なのではなく、むしろ世界を正しく認識している」という考えを支持する人が多くいるそうです。 Depressed People See the World More Realistically - VICE https://www.vice.com/en_us/article/8x9j3k/depressed-people-see-the-world-more-realistically 「うつ病の人はそうでない人よりも現実を正しく認識している」という考えは、「抑うつリアリズム」と呼ばれるものです。抑うつリアリズムの存在が事実だとすれば、うつ状態でない多くの人々は、現
そもそもこの現実の世界は辛いことばかりで、未来を正確に予測しても破滅しか待ってない だから人間は嘘でもいいから未来を楽観的に予測する機能が生まれつきついてて、それで精神の均衡を保ってるんや 逆に言えばうつ病患者の見ている世界こそがそのままの現実なんやで うつ病の人こそが世界を正しく認識しているという説:抑うつリアリズム理論 うつ患者は世の中を現実的に認識している 抑うつリアリズムが前提とするのは、うつ患者は世の中を現実的に認識しているだけであり、 そうではない大勢の人間こそが前向きではあるにしても、幻想の中で生きているという考えだ。 うつ傾向の人は因果関係を正確に把握する 初の大規模な研究は1970年代にリン・アブラムソンとローレン・アロイによって実施された。 この実験では288人の被験者に緑のライトの前でボタンを押すように指示し、何度ライトを点灯させることができたか質問した (ちなみに、
by Blaque X 子ども頃の自制心がその後の人生における長期的な成功と関連するという「マシュマロ実験」を懐疑的にみた研究者が、より大きな規模で実験の再現を行いました。子どもの人種・親の学歴・家庭の年収などを考慮した結果、子どもの長期的な成功にとって重要なのは自制心よりも「社会的・経済的環境」であることが示されています。 Revisiting the Marshmallow Test: A Conceptual Replication Investigating Links Between Early Delay of Gratification and Later Outcomes - Tyler W. Watts, Greg J. Duncan, Haonan Quan, 2018 http://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/095679
はじめに 「発達障害」にみられる「コミュニケーション障害」は、脳の働きが主に関係していると考えられています。それで、現在は、IQテストが「コミュニケーション能力」の判断材料の一つになっています*1。 それがもし、「耳の問題」も関係しているとしたら、ちょっと驚きではないでしょうか。 今日は、発達障害の中でも「自閉スペクトラム症」における「コミュニケーション障害」が「内耳」のトラブルとも関係があるかもしれないという研究に関する記事です。 1kHz(1,000ヘルツ)をキャッチする内耳に問題あり? 2013年 ウッチ医科大学の研究 まず、2013年のポーランド・ウッチ医科大学の研究では、3歳~18歳の自閉症の子どもに「耳音響放射測定」をしたところ、定型発達児に比べて1kHz(1,000ヘルツ)と2kHz(2,000ヘルツ)の帯域で耳音響放射が弱いという結果が出ました。 「耳音響放射測定」では、音
熟したハスの花床と熟していないハスの花床。トライポフォビアのコミュニティーでは、ハスの画像がよく共有されている。(PHOTOGRAPH BY GEORGE GRALL, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 小さな穴の集合体を恐れるトライポフォビアの原因に関する新たな仮説が提示された。 言葉自体は聞いたことがない人もいるだろう。だが、トライポフォビアはインターネットで最も話題にのぼる恐怖症の一つかもしれない。ギリシャ語で「穴掘り」を意味する「トライポ」と、「恐怖症」を意味する「フォビア」を掛け合わせた造語で、小さな穴や斑点などの集合体に対する恐怖を意味する。(参考記事:「【閲覧注意】一挙紹介、子どもを背負う動物たち」) この言葉が米国で広まり始めたのは2009年。米ニューヨーク州立大学オールバニ校の学生が、この恐怖症であるかどうかを自己診断できるFacebookページ
外向的な人のほうがビジネスでは有利――と言うのは心理学者だけではありません。内向的な人がその現実と闘うためのアドバイスをする無数のブログや本も、間接的にそう言っていることになります。 外向型人間の優位性とは、実際どれほどのものなのか? 本当に限りなく有利なのか? という問いにすばらしい答えを提供しているのが、Association for Psychological Scienceのブログです。記事では、外向型人間の利点の限界を特定しようとした、心理学者の国際チームによる研究が取り上げられており、大きな限界が見つかったと書いてあるのです。 困難な状況では内向型人間が頭角を現す より社交的な人はどんなときに活躍し、どんなときに苦労するのかを把握するために、研究チームは、経営学を専攻しているベルギー人学生162人を、授業のプロジェクトとして27のチームに分けました。そして1人ひとりの外向性を測
2016年03月28日00:00 「高IQの人はぼっちになりやすい」 英日科学者の研究 Tweet 1: ( ● ´ ー ` ● ) はスバラシイ(福島県)@\(^o^)/ 2016/03/26(土) 23:29:08.98 ID:BjSPHZsr0●.net BE:615284227-PLT(15098) ポイント特典 高IQグループに属する人は孤独を感じやすいという研究結果 人口密集地域に住む一般人は生活満足度が比較的低いが、頻繁な社会活動で幸福度が増すという。最近の研究によると、 友達と一緒にソーシャル的なイベントを行なうのが多すぎるため高IQの人はより孤独になりやすく生活満足度が 下がっていることがわかった。英国「デイリーメール」紙の報道を引用して環球網が伝えた。 通常、人々は人との付き合いが頻繁だと感じれば感じるほど幸せだと考えている。進化心理学者の金沢哲(かなざわさとし)氏と
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「子供が不安になるのは、親が不安になるから」大学の研究により判明…海外の反応 子供のふるまいは、親からの遺伝だったり、育てられる環境だったり、あるいは両方の組み合わせだったりと、いろんな要因が考えられます。 ただし子供が感じる不安という点については、親が心配な姿を見せているなど、環境からの影響がほとんどを占めていることが、キングス・カレッジ・ロンドンの研究によって明らかになりました。 Anxious Parents Can Transmit Anxiety to Children, Twin Study Shows 「不安は世代間をどう伝わるか」をテーマとし、387組の一卵性の双子と489組の二卵性の双子のデータを用いて研究調査が行われました。 両親の不安な性格についてはカロリンスカ・スケールから20項目をチェックしてもらいました。子供の不安については子供用のふるまいの項目リストが利用され
Inc.:人の上に立つ役割を担っていると、本来の自分ではない、二重人格のような状態を続けなければならないことがあります。孤立して仕事を効率的にこなすだけでなく、毎日数十人と対話しなければなりません。 性格には「外向的」と「内向的」の2つがあり、どちらかと一体化していることがほとんど。ケンブリッジ大学の社会心理学博士Sanna Balsari-Palsuleさんと、ケンブリッジ大学の心理学者Brian Littleさんの新しい共同研究では、仕事で「(本来とは)異なった性格」に自分を合わせることの効能について注目しています。 外向的だと、仕事で「偽りの自分」を演じることで良くない影響が出やすい 仕事で、普段の自分がとらないような行動をあまりにも長い時間考えていると、ストレスを感じたり疲弊したりするケースが多いことを、前段階の研究後にBalsari-Palsule博士は発見しました。また、外向的
阿部修士 こころの未来研究センター特定准教授らの研究グループは、機能的磁気共鳴画像法と呼ばれる脳活動を間接的に測定する方法と、嘘をつく割合を測定する心理学的な課題を使って、正直さ・不正直さの個人差に関係する脳の仕組みについて解明しました。 本研究成果は、米国科学雑誌「Journal of Neuroscience」誌の電子版にて公開されることになりました。 人生の中で嘘をついてしまうことは、誰しもが経験することです。 今回の研究では脳の側坐核のはたらきと、正直さの個人差が密接に関連していることが明らかとなりました。 ただし、側坐核の活動が高いからといって、その人は嘘つきである、と判断することはできません。また、今回の研究から、正直さ・不正直さの個人差の原因の全てが解明されたわけではありません。今後の研究を通じて、人間が嘘をつく生物学的なメカニズムをさらに追及していきたいと考えています。 概
Inc.:ジョージア大学テリー・ビジネス・カレッジの新しい研究によると、職場に疎外感を感じている人がいると、いろいろ良くないことが起こるそうです。 「グループから明らかに仲間はずれにされたり、ひどい扱いを受けたとき、人がどのような反応を示すか、私たちはすでに知っています」とJournal of Applied Psychologyに掲載された論文の共著者で、UGAの経営学の教授である、マリー・ミッチェル(Marie Mitchell)さんが、サイエンス・デイリー紙で話しています。「とはいえ、私たちがそもそも確かめたかったのは、『不確かなときに人はどう振る舞うか?』でした」 今以上のことをしないといけない ランチやハッピーアワーに誘われないと、仲間はずれにされたと感じます。同僚のことが信じられなくなったとき、問題が起こります。 「仲間はずれにされるリスクを感じた人は、自分の性格や特質のせいで
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