「集合と位相」をなぜ学ぶのか ― 数学の基礎として根づくまでの歴史 作者: 藤田博司 出版社/メーカー: 技術評論社 発売日: 2018/03/06 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 集合は数学の基礎、みたいはことはよく本に書いてあるし さかのぼっていくと集合に行き着く、みたいな話もわかります でも、実際のところどういうふうに基礎となっているのかっていうと あんまりイメージがわいてませんでした そこになんともソソるタイトルの本が出たので購入 そのかわりに本書では「集合と位相」の基本的アイデアが生まれてきた経緯、そして集合や位相の考え方が数理科学における必須の知識とされるに至った経緯といった、歴史的な事情の説明にもっとも入れています。 実は数学より数学史が好きなんじゃないかという自分にはツボにはまること請け合い 本論のスタートはフーリエ級数の話 フー