はじめに 私は現在大学4年生で、材料科学系の学科に所属しています。 材料科学系でも、機械学習はトレンドのようです。 機械学習の特徴量として、様々なパラメータが考えられますが、その中でも「形状を定量化するパーシステントホモロジーが有用なのではないか」というトピックがあります。 今回は、それをとりあえずやってみようという内容です。 本記事のプログラムは、次のColabのリンクから確認できます! パーシステントホモロジー解析(PH解析)とは PH解析の例として、シリカの例がよく用いられます。 左の点の集まりは、液体シリカとアモルファスシリカの原子配置の3Dマップです。 この点の集まりを見ても、どのような構造上の違いがあるのかわかりません。 しかし、それぞれPH解析すると、右のパーシステント図が得られます。 これをみると、何やら違いがあるように見えます。 これがPH解析です。 パーシステント図とは