ここ最近写真にまつわる本をいろいろと手にとってみては、よくわからないなーと思っていた。まず写真を見てもわからない。ヒントを得ようと思ってそれらしき本を読んだら、今度は本に書かれていることがわからない。何言ってるのかさっぱりわからない。写真のよさってなんなんだ?八方塞がり。そんな中でまさに「写真はわからない」というタイトルの本を目にした。 やっぱりわからないのかー…。最初はこの本に手が伸びなかった。いや、だってわからないでしょ、どうせ、という気になる。わからなければわからないほど、写真から気持ちが遠ざかるような気がして。わからない本を読んで、わからない写真を見ても、より心が離れていくような… でもまあちょっと間を空けて、結局読んでみた。相変わらず写真はわからないまま、かもしれない。でもこの本はとてもわかりやすかった。「わからない」ということについて、わかりやすかった。 写真はわかりにくい 「