ソシャゲが敬遠されていた時代 ガラケーは機種ごとに鳴る音が違うのが不安だった ゲームの裾のを広げた「ソシャゲ」 伊藤賢治さんは、ゲームに欠かせない音楽を、スーパーファミコンやプレイステーションなど家庭用ゲーム機からスマホの時代まで作り続けている作曲家です。ガラケー時代に生まれたソーシャルゲーム(ソシャゲ)が「日陰者」だった当時。可能性を感じて取り組んだのが『パズル&ドラゴンズ』(パズドラ)の大ヒットで時代が変わったと言います。そんな伊藤さんに、激動のゲーム史を音楽から語ってもらいました。(砂流恵介) ソシャゲが敬遠されていた時代 子どもから大人まで誰もが気軽に遊んでいるモバイルゲーム。ガラケー時代(フィーチャーフォン時代)に生まれたソーシャルゲーム(ソシャゲ)や、『PokemonGO』に代表される位置情報ゲームなどは社会現象にもなりました。 業界では「イトケンさん」と呼ばれる作曲家の伊藤賢