ども、takiponeです。この記事は Raspberry Pi Advent Calendar 2020 - Adventar の12/15分です。 Linux netfilter(iptables)の検証のために、2つのネットワークセグメントとそれぞれに接続する2つのLinuxノード、それを中継するLinuxルーターを組めないかなと手元のRaspberry Piで作ってみました。 ポイントはRaspebrry Pi ZeroのUSB OTG機能によってスイッチやLANケーブルなどのネットワーク機材を使わず、USBケーブル1本でルーターとノードをつなげている点です。電源供給と有線LANを兼ねている様子はAmazon EC2 MacインスタンスのThunderbolt接続を彷彿とさせませんか(しない)。ネットワーク構成は以下にしてみました。 動作確認環境 ハードウェア Raspberry
本記事はルーターハックAdvent Calendar 8日目の記事です。 わやくそ遅れていて申し訳ない。 さて。今日は もともと USB ポートのないルーターに USB を生やす 回である。SoC に USB PHY があるのに使わないというのはもったいない。ハードオフの青いかごで眠っていた324円のルーターと一緒に、次なる高みを目指そうじゃないか。 おことわり 技適 に関する筆者の配慮や考えについてはカレンダー1日目「技適とルーターハック」をご覧ください。本記事で紹介する内容は、法を遵守するための慎重な注意をもって書かれています。 www.zopfco.de おことわり ひとまずはんだ付け ファーム側でUSB有効化…のはずが 初期化コードを加工する カーネルモジュールを追加する 挿してみる USBは無限大 ひとまずはんだ付け 先日からハックの犠牲になってもらっている Buffalo WH
最近Raspberry Piをよく使うのだが、電源ケーブルが煩わしい。 ラズパイは本体サイズが小さい分、余計にACアダプターの大きさが邪魔に思えてくる。 ある日YouTubeを見ていて気付いたのだか、ラズパイを複数台でクラスタリングして使っている人たちがやってるのが、LANケーブル1本でラズパイを動かしているということ。 これ、調べてみるとパワーオーバーイーサネットという技術らしい。通信用ケーブルといっても要するに中身は電線なので、給電に使ってしまえということらしい。 これを実現するには給電・受電側がどちらもPoEに対応していないといけない。そしてPoE規格は複数あり、今主流なのが802.3af(電力15Wまで)と802.3at(電力30Wまで)の2種類らしい。30Wまで送れるほうは一般的にはPoE+と呼ばれている。 ラズパイでPoEを使うにはPoEハットというパーツが必要なようでこちらは
こんにちは。ぼへみあです。 Google Homeで照明をつけたり、テレビをつけたりしているのですが、ネットワーク経由でどんなところを巡って自宅に帰ってくるのか気になって調べてみたら、地球1周以上の距離を巡っていた話です。 ネットワーク依存が進むIoT家電 昨年2018年の年末に、ネットワーク接続型の学習リモコンのサーバーがダウンして、電気がつけられなくなった、というニュースがありました。 www.itmedia.co.jp その記事のブックマークコメントでは、このような意見がスターを集めていました。 「電気もエアコンもつけられない」 スマートリモコン「Nature Remo」で障害相次ぐ - ITmedia NEWS スマートスピーカーもスマートリモコンも同じ家の中の同じネットワークにつながっているのにいちいちインターネットを経由して通信する仕組みだが、ちょっと馬鹿らしい感じ2018/1
サムザップ 第7回テックナイトの講演で使ったスライドです。 5Gやクラウドインフラの変化によって通信ゲームの作り方がどんなふうに変わるのかについて考えます。 Read less
急に寒くなりましたが、体調はいかがでしょうか? ソラコム 松下(max)です。 最近のお客様の声として「ArduinoとかRaspberry Piも良いんだけど、もうちょっと手軽にセルラー通信+センサーのデバイス製作を行えないかな?」という具体的なご相談をいただいております。 そんな悩みを吹き飛ばすIoTデバイス「LTE Cat.1 モデム搭載済みプロトタイプ向けデバイス Wio LTE」が、今日からご注文いただけます! 12/1 Update!! Wio LTE本体と 7種のセンサー、そして SORACOM Air SIM やクーポンまですべて揃ったキット「Grove IoT スターターキット for SORACOM」が発売開始しました! LTE Cat.1 モデム搭載済みプロトタイプ向けデバイス 「Wio LTE」 Wio LTE は「ワィオ エルティーイー」と読み、「Wireless
TechBlogをご覧のみなさん、こんばんは。Cerevoにて電気設計を担当している馬橋です。 製品に無線機能を実装するにあたり、電波の送受信を自前で設計するのはいささかハードルが高いものです。こういう場合に、Wi-FiやBluetooth、ZigBeeなどの機能があらかじめ小型基板にまとまっているモジュールを利用することで、開発を簡略化することができます。最近ではnRF51822を使ったモジュールがまるっとmbedに対応していたりと、非常に扱いやすくなりました。 一方で、海外製(特に中国)の超安価な無線モジュールでは、国内の技術適合証明(以下、略称として技適と呼ぶ)を受けていないものがほとんどです。当然ですがこれをそのまま組み込んで使うわけにはいきません。また、モジュールでさえ大きい、あるいは機能的にちょうど良いモジュールがないという場合に、電波の送受信を行なう回路を自作することになりま
自己紹介 WHILLという会社でパーソナルモビリティつくってます。Co-Founderの福岡です。 基本的には組み込み系のソフトウェアエンジニアですが、電気回路から部品調達、法規制、知財や細胞培養まで大抵のことは頑張ります。 ブログも書いたこと無いのですが、SORACOMさんからの期待に頑張って応えてみようという試みです。 SORACOMシステムを使う理由 そもそも何でSORACOMさんのシステムを使う必要が出たかと言いますと、主にセキュリティです。 これからの計画になりますが、今後WHILLは3Gなんかのセルラー通信で直接インターネットに繋がって、機体情報なんかをAWSなんかにあげていきます。 AWSに入ればセキュリティ確保する方法は色々ありますが、そこまでの経路上のセキュリティどうするの?ってことが懸念点です。 セルラー通信からAWSの経路で、どうしても一度はインターネットに出てしまう
※ #を付けてコメント化すれば自動起動しなくなる。 例によって面倒な場合はコマンドラインでサクッと設定を追加する 一旦ローカルにファイルをコピーして文字列置換して設定ファイルを書き戻す cp /etc/default/hostapd ~/hostapd sed -i -e "s/#DAEMON_CONF=\"\"/DAEMON_CONF=\"\/etc\/hostapd\/hostapd.conf\"/g" ~/hostapd cat ~/hostapd sudo mv /etc/default/hostapd /etc/default/hostapd.bak sudo cp ~/hostapd /etc/default/hostapd ● dnsmasqの設定(DHCPと DNSのアプリ) dnsmasqをインストール $ sudo apt-get -y install dnsmasq
先日行われたSORACOM Discovery2016で、ソラコム社のLPWA(Low Power Wide Area Network)への取り組みを株式会社ソラコム 代表取締役社長 玉川 憲氏が、LoRaの解説を株式会社M2Bコミュニケーションズ 代表取締役 田中 雅人 氏が行った。また、同じ場で様々な場所での実証実験結果も公開された。 ところで、LoRaWANとは、以前IoTNEWSでも、取材記事を公開してる。 参考: ソラコム、IoT/M2M通信に適したLPWAネットワーク(LoRaWAN)事業に参入 LoRaの特徴としては、下図にあるように、 乾電池でも数年は稼働する モジュールの単価が安い 数キロメートルは飛ぶ 免許が不要 というメリットがある一方で、「通信速度が遅い」というデメリットもある。つまり、スマートフォンの通信のように動画を送ったりするようなことはできないのだ。その仕様
今やIoTは、聞かない日がないほど注目を集めている。ただし多くの導入ケースで通信コストがネックになる。携帯電話事業者が展開する3G回線やLTE回線を使う場合、相対料金で値下げ交渉した場合でも、1回線当たり月300〜500円程度のコストがかかる。年換算すると3600円であり、それだけのコストを支払っても投資対効果が成立する製品にしか通信機能を入れにくい実態がある。 LPWA分野の通信技術は、そんな壁を崩そうとしている。欧州や米国を震源地に今、仏SIGFOX(シグフォックス)やLoRa Alliance(LoRaアライアンス)、米Ingenu(アンジェヌ)といったLPWAに分類される新興プレーヤーが続々と参入している(表1)。 例えば2009年に創業し、2012年にサービスを開始したSIGFOXは、独自にいち早くIoT特化のネットワークを敷設、フランスやスペイン全土をカバーした。速度はわずか1
2014/3/21 オムロンPLC, Intel Galileoを追加した図を追加。 やりたかったこと クラウド(IaaS)上のサーバー(MQTTブローカー)ごしにセンサーの値を送受信して遠隔地の機器を制御した場合にどの程度リニアに制御できるか知りたかった。 同じくクラウド(IaaS)上のサーバー(MQTTブローカー)ごしにセンサーの値を送受信してブラウザ上でグラフ描画した場合にどの程度リニアにセンサーの値がグラフに反映されるか知りたかった。 Erlang/OTPで組込み側のソフトウエアを組んだ場合の感触を知りたかった。 特に、ある端末のセンサー値をMQTTプロトコルを介して別の端末に配信した場合の機器制御がどの程度のリニアさなのか、がもっとも知りたかった事です。 この後にある動画で、僕が手で回してるダイヤルと、それによって回転するサーボは間隔が15cmほどですが、実はこれらは電気的には繋
ネットワークが絡んだ通信プログラムを開発していると、テストのために遅延やパケロスを意図的に発生させたくなることがあります。いまどきは IDE にネットワークエミュレーション機能が組み込まれていたり、仮想環境で容易に再現できたりもしますが、箱物のネットワークエミュレータがあるとネットワークの構成を気にせずカンタンに設置できるのですごく便利だったりします。世の中にはそういった製品が沢山あるので安価なものを買ってもいいのですが、新たにラズパイが届いたばかりだったので、これを使って超小型のネットワークエミュレータを自作してみました。前編と後編の二回に分けて紹介します。 最近、社内で「ラズパイおじさん」と呼ばれるようになりました。@pandax381 です。 ラズパイ + Linux = ネットワークエミュレータ 「ネットワークエミュレータを自作」と言うとなんだか凄そうな感じがしますが、実はものすご
2017/06/05 追記 以前記事を書いた際にはなかったのだが、Amazonで東雲社(しののめしゃ)という会社の販売しているベアボーンキットなのだが、LANポートが4個とか付与されてて、もうルーターとして使ってくれと言わんばかりものが販売されている。x86/x64系のOSもインストールできるので、VyOSやpfSenseなども簡単にインストールできる。今から構築するなら、この辺を購入することを検討したほうが良いだろう(もしくは、個人的なおすすめとしてPC Engineの出してるAPU系)。 ~以下、元記事~ 自作PCの趣味を持つ人は一定数いると思うが、さすがにルーターまで自作している人間は限られるだろう。 通常であれば、自宅用のルーターであればその辺のBuffalo製、もしくはより安定しているNEC製のルーターを使えばいい。 しかし、そういった家庭用ルーターだと、業務用の機器に比べて機能
先日、APU1.Cという基板を用いてVyOSを搭載した自作ルーターを作成した。APU1.CはAMD64が搭載されているため、何の問題も無くVyOSがインストールできたのだが、今回紹介する『Banana PI BPI R1』はCPUがARMの基板だ。 AliExpress.com Product - Freeshipment BPI-R1 Router+Antenna+SD card , Original Banana pi Opensource router board R1 Freeshipment 通常のx86、x64のCPUを搭載した基板よりは、Raspberry Piに近い…というか、Raspberry PiのパクリであるBanana Piの亜種だ。 Raspberry Piのルーター版と言った方がしっくり来るかもしれない。 利用できるOSが公式でいくつか用意されており、そのうちの
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