2023年10月に初めてのアカデミックな国際会議での発表を終えました。 社会人博士課程に進学後、2021年5月の初投稿から丸2年、7回目の挑戦にしてようやくの採択ということで、自慢できるものではないのですが、同様に博士課程において日々挑戦している方々に何かの参考になればと思い、まとめておきます。 略歴と背景 2017年からペパボ研究所で研究開発職に従事しています。 情報システムの自律適応等の研究に取り組み、2020年10月に社会人博士課程に進学しました。 博士課程では、多様かつ継続的に変化する環境に適応する実用的な情報システムの実現に向けて、多腕バンディット方策を用いる機構の研究を進めています。 修士を飛ばした進学であったこともあり、進学時の実績としては国内ジャーナル論文1本のみでしたので、博士号取得に向けてはジャーナル論文をもう1本と、水準を満たす国際会議での採択1本を目指しての挑戦とな