7年前の今日。 僕はロサンゼルスにいました。 7年前、貯金も技術も何もなく、会社を追い出されて不安でどうしようもない僕がいました。 救いは、妻が「そんな会社辞めて正解です。心中覚悟でいきましょう」と言ってくれたこと。 両親が「ようやく辞めたか。おめでとう。好き放題生きてください」と言ってくれたこと。 映像の師匠が「ひどい顔してるぞ。早く辞めちまえ。お前の飯くらいなんとかしてやる」と言ってくれたこと(その後、本当になんとかしてくれた。この御恩はまだまだ返せていない)。 今思うと、結構救いは多かったな。 とはいえ、その時の自分は不安で不安で仕方なかったのです。「なんとかしてやる」も「おめでとう」も明日のおマンマにそのまま繋がる保証はない。ましてや「心中しようぜ」と言われても、その、なんだ、気持ちは嬉しいし、腹は括れたけど、まあ、その、怖いじゃないか。 その中で、もう一人僕の恩人が「山本くん、映