『標的』西嶋真司監督インタビュー なぜ彼だけが集中攻撃を受けたのか? メディア、社会のあり方を問うドキュメンタリー #メディア#標的#歴史#社会問題#西嶋真司 2022.02.12 JNNソウル特派員だった私も同じ内容を報じたのに、なぜ彼だけが標的に? ドキュメンタリー映画『標的』が、2月12日より全国で順次公開された。 1991年8月、元慰安婦だった韓国人女性の証言を伝え、その中で、彼女が「女子挺身隊」の名で戦場に連行され、日本の軍人を相手に性的暴行を受けたとする証言を報じた朝日新聞大阪社会部記者(当時)・植村隆。第2次安倍政権下の2014年以降、一部から「捏造記者」と、彼への執拗なバッシングが始まった。 誹謗中傷は次第にエスカレーし、朝日新聞退職後の彼が教職に就くことが内定していた大学、そして家族までもが卑劣な脅迫にさらされた。他のメディアも同じような記事を伝えたのに、なぜ彼と朝日新聞