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勤めている企業は業界ではそこそこ大きいが、今月来月で大規模な解雇が行われる。 その解雇のリストに載せられるか否か怯えるぐらいなら、と先んじて退職をすることにした。 『コロナウイルスが落ち着いたら』 『(宿泊・観光・旅行・運輸・その他携わる全て)業には申し訳ないけれど』 例えるならば長い冬のような今の感染状況を抜けた先の春で、この業界はおそらく殆どが生きていないという実感がある。どの業界よりも早く影響を受け収入はゼロからマイナスとなり、どの業界よりも遅く影響から脱するから。 何故落ち着いてからキャンペーンを始めないのか。落ち着く時には死んでいるからだ。 何故このような状況下でキャンペーンは動いているのか。最初に影響を受けた為に以前より対応が検討され今やっと始まるからだ。 修学旅行が無くなったと言う学生達へ。数十・数百人以上が一斉に動く修学旅行というイベントは地方に行けず地方にこれず、手配でき
栃木県那須塩原市の複数の温泉旅館で1月下旬以降、予約客から中国人の宿泊予約の有無を尋ねる電話が相次いでいることが、旅館関係者への取材でわかった。現在予約がなくても、予約があれば断れないなどと回答すると、キャンセルされたケースも。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を懸念したキャンセルとみられ、旅館側が頭を悩ませている。 「中国のお客さんから予約が入っていますか」。塩原温泉郷の「松楓楼松屋」に今月に入り、予約客からこんな電話が入った。「今のところありません」と答えると、「本当ですか」と確認され、「これから中国人の予約が入った場合は断るか」と問われたという。旅館業法上、明確な理由がある場合を除いて宿泊拒否はできないことを伝えると、「それでは取り消します」とキャンセルされた。 ほかにも中国人の宿泊予約の有無を確認する電話が2件あり、同様の対応を取ったところ、電話を切った後にインターネットを通じ
73回目の終戦記念日を前に、靖国神社の遊就館に足を運び、いささか驚いた。以前に比べて、普通の外国人観光客の姿が明らかに目立ったからである。 これもインバウンドの余波だろう。あるいは、近年欧米などで流行っている「ダークツーリズム」(被災地や戦跡などを巡る旅)の影響もあるのかもしれない。 いずれにせよ、軍事博物館はけっして軍事マニアや専門家の占有物ではない。今夏も注目されるであろう靖国神社の遊就館も、諸外国の軍事博物館と比較するとまた違ってみえてくる。 海外の軍事博物館にも「靖国史観」 満洲国建国も、支那事変も、大東亜戦争もすべて正しかった――。遊就館の展示内容は日本賛美で貫かれていて、しばしば「靖国史観」と称される。 これに対し、「歴史研究の成果を反映していない」「負の側面を取り上げていない」「ナショナリズムを煽っている」と批判するのがこれまで定番となってきた。 いや、最近ではその反動で「こ
札幌市中央区の大型再開発施設「さっぽろ創世スクエア」の完成に伴い、札幌を代表する観光名所・札幌市時計台を訪れる観光客に困惑が広がっている。27階建ての創世スクエアは時計台の真後ろに位置し、写真撮影の際に背景に映り込んでしまうためだ。ビルに囲まれた時計台は、以前から「日本三大がっかり名所」との異名もあり、まちづくりの専門家は、周辺で進む再開発計画について「時計台の魅力を生かす開発を」と求めている。 <ドローン撮影>トドの怒濤 稚内・弁天島 4月上旬、大阪から観光に来た会社員の川西智美さん(44)は時計台の写真を撮ろうとして周囲をうろうろした。ところがどこから撮っても写真にビルが入ってしまう。「こんなビル街に歴史的な建物があるとは」。川西さん以外にもスマートフォンやカメラを手に、時計台を見上げながら行き来を繰り返す観光客らの姿が目立つ。
近年、日本で宗教の観光利用が盛んになっている。パワースポットやスピリチュアルという表現をはじめ、「政教連携」といった言葉まで使われるようになっている。宗教と観光が一体となって地域を動員するようになった背景を、 宗教学・観光社会学を専門とする北海道大学准教授・岡本亮輔氏が読み解く。 宗教の観光資源化が目立ってきた 日本政府観光局によると、2017年の訪日外国人観光客数が2869万人となり、過去最大となった。前年比で19.3パーセントという驚異的な増加である。そして、こうした観光客を呼び寄せるべく、各地で様々な試みがなされている。 中でも筆者が注目したいのは、宗教の観光利用である。 たとえば、日本には17の世界文化遺産があるが、そのうち10は宗教関連の物件と言ってさしつかえない。 ・法隆寺地域の仏教建造物(奈良県、1993年) ・古都京都の文化財(京都府・滋賀県、1994年) ・厳島神社(広島
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