20年以上、国内外の選挙の現場を多数取材している、開高健ノンフィクション賞作家による“楽しくてタメになる”選挙エッセイ。 前回の第22回は9月の自民党総裁選と合流新党代表選とを比較してわかったことについてお伝えしました。 今回は、話題のドキュメンタリー映画『はりぼて』について。富山市の民放局「チューリップテレビ」の記者たちが、富山市議会で起きた政務活動費の不正利用を調査報道で暴いていくが……。硬派にしてコミカルさもある傑作を鑑賞して、畠山氏が考えたことと伝えたいこととは⁉️ (左より)話題の映画『はりぼて』の五百旗頭幸男、砂沢智史両監督。(撮影/畠山理仁) この映画を観たら簡単に「マスゴミ」などという言葉は使えなくなる 選挙や政治に関心がないという人に、ぜひ観てほしいドキュメンタリー映画がある。 タイトルは『はりぼて』(監督:五百旗頭いおきべ幸男 砂沢智史/配給:彩プロ)。詳しくは「映画を