タグ

科学と北海道に関するspirobisのブックマーク (1)

  • 北海道大学が「高性能キラル触媒」を開発、60年間の難題を量子化学計算と実験で解決

    北海道大学の伊藤肇教授らと日化学工業株式会社の研究グループは、高性能な「キラル触媒」の開発に成功した。工業的に重要な「脂肪族末端アルケン」の新しい反応の開発に必須の触媒だ。安価な材料から目的とする物質を効率的に合成できるため、特に医薬品のコストダウンが期待される。 2016年に研究グループは、脂肪族末端アルケンの内部側にホウ素を導入する反応(マルコフニコフ型ホウ素化反応)を世界で初めて報告した。しかし、得られる化合物には鏡像関係にある2つの型(右手型と左手型)があり、工業的にはいずれかの選択(エナンチオ選択性)が求められるが、この時点では制御に成功していなかった。 この問題解決には、右手型・左手型を選択できる、すなわち光学活性化合物を合成できる新しい「キラル触媒」の開発が必須。そこで今回、コンピューターによる量子化学計算と実証実験を多段階で繰り返し行い、その結果、キラル触媒の中心部である

    北海道大学が「高性能キラル触媒」を開発、60年間の難題を量子化学計算と実験で解決
  • 1