「OS」こと「オペレーティングシステム」は、コンピューターのソフトウェアの1種で、「基本ソフトウェア」とも呼ばれる。簡単にいうと「アプリケーションソフトウェアを動かすためのソフト」のことだ。アプリケーションという「ソフトウェア」を動かすのに、OSという「ソフトウェア」が必要とはなんだか言葉遊びのようだが、ここがコンピューターのコンピューターたる所以でもある。 本連載では私たちに馴染みの深いOSであるWindowsやAndroidを題材に、身近なOSの内部構造について説明していきたい。特にWindowsに関しては、Windows XP時代以前とWindows 7/Vista以降で大きく様変わりしているので、「OSの話なんて、もう聞き飽きたよ」という方にもお楽しみいただけるかと思う。 OSの仕事はアプリを動かすための リソース管理にあり OSの役割は、「アプリケーションソフトウェアを動かす」と