埼玉県警捜査3課と杉戸署などは25日、いずれも21歳の幸手市栄、土木作業員相島祐希被告(窃盗罪などで公判中)ら男6人が事務所荒らしなど窃盗事件112件(被害総額約800万円)に関与した疑いがあると発表した。 発表によると、相島被告らは昨年6月15日未明、久喜市栗橋北のタクシー会社事務所で、窓ガラスをドライバーで割って侵入し、現金約6万8000円と金庫など28点(計約3万6000円相当)を盗むなどした疑い。 相島被告は自らを「ルパン4世」と称し、調べに対し「警察の捜査を絞り込ませないため、広範囲で盗みをした。金は生活費やパチスロ代に使った」などと供述しているという。県警は相島被告らが埼玉、栃木、群馬、茨城、千葉の5県で窃盗を重ねたとみている。