Vision Proの購入から一週間ちょっとが経過した。その間、ほぼ毎日数時間は使っている。気に入っているかといえば「もちろん最高に気に入っている」のだが、それは別に、「だからみんなすぐに買いなさい」という話でもないし、「このまますぐ世界を席巻します」という話でもない。 というわけで、買って5日でわかってきたことから、4つの「よくある疑問」に答えて行きたいと思う。 その1:便利ですか?答え:便利。機能を分解していけば、似た体験は他のHMDでもできる。ただし、実際の体験としてはレベルが違う。 Vision Proでできることは、極論すれば2つに集約できる。「空間にアプリを配置していく」ことと、「見えている世界を別のものに書き換える」ことだ。 それを「ただ大きなディスプレイを空中に置くだけ」というのは簡単なのだが、次の画像くらいになると、まあだいぶ話は変わってくる。 作業中の画面。Macの画面
アップルの複合現実ヘッドセット「Vision Pro(ビジョンプロ)」をほぼ24時間ぶっ続けで装着してみた結果、驚いたことがいくつかあった。 1. 吐かなかった 2. 多くの仕事をこなせた 3. おいしい料理を作れた それともう一つ。筆者のペルソナ(ビデオ通話用のアニメーションのアバター)にあなたは夢でうなされるだろう。 筆者は先週、スマートフォン後の未来に関するアップルの最も大胆な賭けとなるビジョンプロをテストした。重さ約635グラムのゴーグルを着けると、リビングルームにアプリが浮かんでいるのが見える。イライラするほど散らかったリビングルームを仮想現実(VR)の世界に変えれば、ハワイの火山の火口に据えられた巨大なスクリーンで3D映画を視聴できる。 最初にはっきりさせておこう。あなたは恐らく3500ドル(約51万円)するアップルのビジョンプロを買わないだろう。アプリ開発者やアップルの筋金入
昔、ワイの好きだったエンガジェット(Engadget)日本版が謎の突然死を遂げ、その棟梁であったittousai師ほかが、新たなる謎サイトとしてテクノエッジ(Technoedge)を立ち上げていたのである。 こんなの、この方面に詳しくても、よほど好きな人しかかけない記事だ。なぜそれが分かるかというと、私がそういう好きな奴しか分からない記事を書く人だからである。アスレチックスとか園川一美とか。知らないと気付かないけど、正直どうでもいいものもあたかも普通のカルチャー記事であるかのようにドーンと書く。で、ヤフーに転載されてクレームがいっぱい来る。分からねえやつは来なくていい。それと同じことが、テクノエッジで起きている。 最高だ。 この対極に位置するのはこの前AERAで出ていた北原みのりのセックス記事である。うわくだらねえ。超どうでもいい。超どうでもいいのに、詳しい人でないと面白さが分からない、そ
こんにちは! refeiaです。 今回は、8月に発売されたワコムの新型液タブ「Wacom One 液晶ペンタブレット 13 touch」を見ていきます。 先代の「Wacom One」は2020年に発売された、ワコムの液タブの中ではかなり新しいモデルでした。その旧モデルも、13.3型フルHD(1920×1080ピクセル)の液晶ディスプレイを搭載しており、新型と同様に基本スペックとしては「普通」の液タブです。それが早速置き換えになったのはどういうことなのか、新モデルの実力はどうなのか……じっくりチェックしていきましょう。
store.google.com 待ちに待った Pixel Fold! 発売日がなかなか決まらなかった Pixel Fold ですが、無事に発売日である7月27日に入手できました。噂されている頃から気になっていたので感慨深いです。 性能や Android としての使い勝手は Galaxy Z Fold シリーズの方が優れていますが、画面比としては Pixel Fold の方が漫画などを読みやすく、大変満足しています。 届いた翌日なので細かい部分はまだ分かりませんが、ファースト・インプレッションとして Pixel Fold でレビューを書きつつお送りします。GALAXY Z Fold 2 では ATOK を利用しましだが、Pixel Fold では Gbord に切り替えました。Pixel Fold や Tablet に最適化されているののか、使い勝手が良いです。 Pixel Fold では
米Ankerがボタン1つで2台のMac/PCからの映像出力とキーボードやマウス操作を切り替えられるCPU切替器「Anker 553/554 USB-C Docking Station (KVM Switch)」を発売しています。詳細は以下から。 米Ankerは現地時間2023年07月10日、ボタン1つで2台のMacやWindows PCからの映像出力と、キーボード&マウス操作を切り替えられるCPU切替器「Anker 553 USB-C Docking Station (KVM Switch) (A83K2)」と「Anker 554 USB-C Docking Station (KVM Switch) (A83K1)」を新たに発売しています。 Seamless Switching: Enjoy effortless switching between USB-C devices with a
筆者はもともと5人家族と猫たちとで一軒家に住んでおり、わちゃわちゃした生活を送っていたのですが、子供たちは独立して家を出ていき、最後の猫は取材直前に虹の橋を渡り、1階のリビング(19畳くらい)で取材陣を迎え入れることを決めました。 ここには10台くらいのコンピュータ、同じくらいのディスプレイ、数十台のキーボード、シンセサイザー、ギターが並ぶ混沌の地。そこに数人の撮影スタッフを迎え入れなければなりません。 取材前に、テレビ局の方がロケハンに訪れます。これによって、部屋に何人くらい人が入れるのか、画面や人物の撮影をする上で邪魔なものはないか、といったことを調べます。この時に課題になったのが、筆者が普段使っているM1 iMac 24インチの環境です。ここは昔のプログレバンドが四方をキーボードで覆われていたように、左手にアップライトピアノ、右はシンセのラック、前には小さなデスクにiMac、背後には
ブラザー販売株式会社は、公式通販サイト「ブラザーダイレクトクラブ」で「HAK110」の販売を開始した。同社製のモノクロレーザープリンタで出力した文字や絵柄に箔を転写できる「箔プリンタ」。ショップカードや商品パッケージの装飾をはじめ、さまざまな用途で活用できる。 箔押しは印刷物に高級感を加えたり、インパクトを出して目立たせたりできる便利な加工だが、あまり気軽には利用しにくい。通常、本格的な専門の印刷加工会社では箔押しのための「金型」を作るため、1回の単価コストがかかりやすくて完成までの日数も必要とされる。 そんな「箔押し」と同様に、キラリと光る箔での演出を気軽に手元で実現できるのが今回の「HAK110」だ。金や銀などの「箔プリント」を自由に1枚から利用でき、特に「多品種・少量」のオリジナルグッズ制作に役立つ。 本製品は、レーザープリンタのトナーに反応して「箔プリント」が行われる仕組み。前準備
ネット社会、スマホなどテック製品のトレンドを分析、コラムを執筆するネット/デジタルトレンド分析家。ネットやテックデバイスの普及を背景にした、現代のさまざまな社会問題やトレンドについて、テクノロジ、ビジネス、コンシューマなど多様な視点から森羅万象さまざまなジャンルを分析。 日本国内の個人向けスマートロック市場では先駆者的存在だったQrio(クリオ)が、最初の製品「Qrio Smart Lock(Q-SL1)」向けアプリ提供を7月31日で終了すると発表した。利用するためのネットサービスの提供、サポート窓口での問い合わせ受け付けも10月31日で終了する。 Q-SL1はBLE(低電力Bluetooth)でスマートフォンと連動するスマートロックだが、ネットサービスと連動した機能設計になっており、またWiFiに接続するための中継ハブなどのアクセサリもあるため、利用を続けることはできなくなる。 Qrio
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