三菱鉛筆がドイツの高級筆記具メーカー、LAMY(ラミー)の全株式を同社の創業家から取得することで合意したことが28日、分かった。買収額は非公表。ラミーは高級筆記具として世界で認知度が高い。買収で手薄だった高価格帯を強化し、海外市場の開拓を加速させる。ラミーは欧米などを中心にボールペンやシャープペン、万年筆などを80カ国以上で展開している。年間生産本数は800万本以上に上る。主力のボールペンで価
X(ツイッター)において「"おじいちゃんのノート"で親しまれる東京・中村印刷所の"水平開きノート"に対し、コクヨが同じ機能を持った商品を新発売。印刷所の代表が不安を吐露」という事件がありました。 2016年に、祖父が完全に水平に開くノートを開発して特許も取ったのに売れなくて困っているという話しをツイッターに投稿したところ、「おじいちゃんのノート」としてバズって売行き激増という事例があったのですが、先日、コクヨが同じような機能のノートを販売し、開発主(祖父)が当惑しているというお話です。 既に元投稿にコミュニティノートが付いていますが、一応、ここでも解説しておきます。 この"おじいちゃんのノート"については最初に話題になった2016年1月に記事「"おじいちゃんのノート"の特許を分析する」を書いています。この特許(5743362号)は、ノートそのものの(物の)特許ではなく、ノートの生産(製本)
この手紙社の雑誌「LETTERS(レターズ)」が大変売れているようです。TSUTAYA BOOK STORE名鉄名古屋店のフロアマネージャーの方から聞いたところ、もう30冊以上売れました。こんなに売れるなんて予想していませんでしたとのことです。 いやいや、手紙社さんは知名度高いですから。 創刊号も面白かったです。これからも買って読みますよ。 サブブログに書いた渾身の記事 news.yahoo.co.jp 【保存版】手紙社の雑誌「LETTERS(レターズ)」創刊!自分で作る可愛い手帳構成のヒントが満載です(猪口フミヒロ) - エキスパート - Yahoo!ニュース こちらの記事は雰囲気が違いますので、是非とも読んでみてください。両方、僕です。 手紙社さんの話題の雑誌創刊号を紹介します 「紙とイラストレーション」をテーマにした、手紙社の雑誌『LETTERS』を創刊! 創刊号は三大特集です。 巻
ぺんてるモノ物語 2023.09.07 心躍るマットなカラーが世界を席巻!?あそび倒すボールペン「MATTEHOP」開発秘話/ #2インキ開発編 Z世代をターゲットに2023年8月30日に発売された高発色マットカラーボールペン「MATTEHOP(マットホップ)」。紙はもちろん、写真やマスキングテープといったツルッとした面にも描けるため、あそびの幅が大きく広がる一本です。 輸入雑貨のようなパッケージに本体カラーリングと、見た目にもとことんこだわった製品ですが、その実力を知るのは使ってこそ。“実在級インパクト”と表現した新開発のインキは、ぺんてるの技術の真骨頂なのです。製品化に漕ぎ着けるまでに約5年。インキを我が子のように大切に育ててきたという開発メンバーの面々に、お話を伺いました。
7月といえば、文房具の夏フェスことISOT(国際文具紙製品展)。今年も7月19~21の3 Days、東京ビッグサイト東ホールで開催されたのである。 ここ10年の間でビックリするぐらい規模縮小しちゃって、昔から取材し続けてる身としてはぶっちゃけ泣きそうなんだけど……それでも業界的な存在意義はまだ大きいのだ。 ということで今年も見てきた最新文房具をレポートしたい。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:自分の味覚は正しいのか!? 味覚検定チョコで確認せよ > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k そもそもISOTとはなにか説明編 改めてISOT(国際文具・紙製品展)っての
来年春に、ちょっと離れたところに住んでる姪っ子(弟夫婦の子)が新一年生として小学校に入学する。 となれば入学準備に文房具のセッティングは必須だし、そしておじさんこと僕は文房具を紹介する文房具ライターである。よしおじさんちょっと本気出すわ。 ということで、まだ年も明けてないというのに新一年生用文房具のセレクトを始めたので、まぁ見てやってくださいよ。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:日本人が知らないパンプキンスパイスとはなにか > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 来年の文房具を準備するにはまだ早いんだけども。 まずぶっちゃけた話をすると、この時期からの文房具セ
単にメモを取るだけにPCを起動するのは面倒だし、ワープロも似たようなもので、PDAは、なんだかいろいろと面倒だった。だから、蓋を開けたらすぐにキーボードでテキスト入力ができるポメラは、とても歓迎されたのだ。むしろ、「何故、これがなかったのか?」というのが、市場の反応だったと思う。 そして、気軽にテキスト入力ができるマシンは当然のようにコンパクトでなければ意味はなくて、しかし、PDAやポケットサイズのワープロは、キーボードが小さかったり、入力方法が特殊だったりして面倒くさかったところに、折り畳み式のフルキーボードを搭載して、小型化と入力のしやすさを両立させたポメラは、ブログが流行っていたこともあって、とても広く、さまざまな層にアピールすることができた。 必然だった折り畳み式キーボードは、そのギミック故にガジェット好きにアピールし、小型故に女性にも受け入れられた。当時、ハンドバッグから出して、
【連載】創造する人に役立つ文房具 MAR 9, 2021 菅 未里 コロナ禍の中、学びに差をつける「光るペン」 【連載】創造する人に役立つ文房具 MAR 9, 2021 菅 未里 コロナ禍の中、学びに差をつける「光るペン」 モノを書くことを覚え始めた幼少期からずっと身近にあるペンやノートなどの文房具。いま改めてその世界を覗き込めば、使い心地、デザイン、遊び心やユニークさなど、多様なアイテムがあり、進化を遂げていることに驚かされます。連載「創造する人に役立つ文房具」では、文具ソムリエール菅未里さんに、数ある文具の中から「使うことでクリエイティブな気持ちになれるアイテム」をご紹介いただきます。 なかなか終わりが見えないコロナ禍の中で、セミナーなどの集まりに出る機会も減っているのではないでしょうか。 もちろん、イベントのオンライン化が進んでいるのはとてもありがたいことです。外出せず、家にいながら
僕らの夏のお楽しみといえば、例年7月に東京ビッグサイトで開催される文房具の国際展示会「ISOT」(国際文具・紙製品展)だ。最新文房具がザクザクで盛り盛りの、夢のようなイベントなんだけど。 今年はコロナ禍でそもそも開催が危うかったり、開催場所と時期が2度にわたって変更になったりで、なんとか9月にやることができたって感じ。 それでも開催されたんなら、今年も取材に行かねば。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:切って捏ねて刻んで作るダンボールの超絶アート > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k コロナに負けるな文房具メーカー というわけで9月2〜4日の会期で行われた第3
今年も最も優れた文具に贈られるアワード「日本文具大賞」が決定した。 毎年注目を集める「日本文具大賞」も今年で29回目。今回表彰式にて優秀賞の中から各部門1製品ずつグランプリが発表された。 グランプリに選ばれた製品と各部門の優秀賞を一挙に紹介しよう。 「第29回 日本文具大賞 」グランプリ発表 機能部門 英国デイライト社製ハローゴー充電式拡大鏡付き太陽光LEDランプ 蛇の目ミシン工業 (株) 連続点灯最大8時間の充電式で、両手を自由に使いながら手元を拡大でき、上下左右に角度調節もできる。0.7kgと超軽量の上、コンパクトに折りたため、消費電力はわずか5Wという特長を持っている。 香の具 GRASSE TOKYO(株) 精油と塗料を混ぜ合わせた絵の具だ。絵を塗りながら香りを楽しんだり、色を混ぜるように誰でも簡単に新しい香りを生み出すことができる。香りに親しむことで社会全体の生活の質を高められる
2015年の春のこと。 わたしはまだ青木杏樹ではなく、ただ趣味で小説を書いている人でした。毎日毎日、400字詰め原稿用紙を20枚ワンセットを消費しては、文房具屋に買いに行きました。帰宅するとまた明け方まで20枚消費し、日が高くなる頃には買い足しに行く日々が続きました。 小説とは応募するもの、小説とは他人に読んでもらうもの、という考えがわたしにはありませんでした。 わたしの中には小さな世界がごまんとあり、その世界で生きている人たちはたえず呼吸をしていて、畑を耕し、水を飲み、作物を売ったり買ったりしていました。ときには殺し合って世界は消えてしまうこともありました。そうした流動する世界線がいくつも走り、絡み、まじり、繰り返す、衝動にも近い意識と妄想がするすると動くものですから、歴史をつむぐように彼らの証をのちのちまで残せないものかと考えたのがどうもわたしの執筆の原点のようです。つまり応募する、評
手帳に記入したりメモを取ったり……と、仕事をする上で欠かせないのが、ボールペン。書き味や線幅など選ぶポイントは多いですが、意外と見落としがちなのが、書いたあとの「読みやすさ」。そこで今回は、読みやすさ抜群の最新ボールペンを紹介します。 書いた文字の読みやすさに重要な点はいくつかありますが、まず気になるのはインクの発色。ぼんやりした色でにじんだ文字よりも、クッキリと鮮やかな色の文字の方が読みやすいのは当然でしょう。 そのクッキリ発色に特にこだわって作られたのが、2月に発売されたばかりのゲルインクボールペン「uni-ball one」(三菱鉛筆)です。 ただ、いくら「クッキリ発色ですよ」とアピールされても、実際にどれぐらいクッキリしているのか分からないと手に取りにくいですよね。 じゃあどうすればクッキリ加減が分かるのかと言えば、話は簡単。他のボールペンと比べてみれば一目瞭然でしょう。逆にパッと
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