ジューシーで旨みがあり柔らかな肉質のサーロインは、脂がほどよくパサつきも少ないため、厚切りの牛かつとして味わうのにぴったりの部位だそう。ただしコスト面や調理法が難しいことから、通常は「サーロイン牛かつ」を提供するのは難しいそう。だが、同店では独自の仕入れルートと「研究を重ねた」調理法を生かし、これを実現した。 調理法のこだわりのひとつは「揚げ時間」。赤く輝く“超レア・ジューシー”な仕上がりにするため、揚げ時間はわずか1分に徹底されているそう。また、衣には“つなぎ”の卵を使わず、米粉を使ったオリジナルのパン粉をまぶして揚げるため、衣が油を吸わず、薄く「サクッ」とした口あたりに仕上げられるそうだ。 牛かつの「つけだれ」にはわさび、塩、醤油が用意されているほか、トッピングには、メレンゲ状にした白身に黄身をのせた「メレンゲ玉子」も販売されている。